軽度知的障害を抱えながら一般雇用に就職したら潰れかけちゃったよって話
どうも、IQ70(境界知能〜軽度知的障害)、ADHDのなごみです🌟
毎日眠たくて眠たくてしんどい日々を送っております。
訳あってコンサータも飲めなくなってしまったし…
もし健康にあまり害がなくて脳がシャキッとする食べ物や飲み物をご存知の方がいましたらぜひ教えてくだせー🙏🏻
そんな話はさておき、この間の初投稿見ていただけましたかね…?初めての投稿で色々試行錯誤しながら書いたのですが、その割にはあまりインパクトのない小学生の読書感想文以下の文章になってしまっていたかもです…。
そんなnoteにハートをくれた方々本当にありがとうございました🥺
今日は軽度知的障害クローズで一般雇用に就職したら精神的にも身体的にもおかしくなっちゃったよ!っていう話をみなさんにしていこうと思います!
1章 わたし軽度知的じゃないもん!
一般雇用の話をする前にこの間の続きから話そうと思います。
前回のnoteにもあったように私はお医者さんに軽度知的の診断をもらったにも関わらず、私は軽度知的障害じゃない、軽度知的障害じゃない…と自分に暗示をかけながらその後過ごしてきました。
その頃の私は本当に捻くれていて、ちょっと抜けている友達や勉強があまりできないYouTuberの子を見てこの人よりはマシじゃね?とか思い、心の中で見下していました。
今思うと我ながら本当に最低で可哀想な人だと思います笑
まあでもあの頃はそう思わないとメンタルが保てなかったんだと思います。
そうこうしながら残り少ない短大生活を過ごし、卒業式も終えてワクワクドキドキの新社会人となったわけですが、実はここからが地獄の始まりでした…。
2章 仕事ができない…。でも障害なんかではない!
2021年4月。入社式にて『金融の営業』の辞令が出されました。
幼稚園から全く誰とも関われなかった私が営業職なんて本当にできるのだろうか、不安はありつつも親に背中を押され、なんとかなるさ精神で配属先の支店に初出社しました。
同業種の同僚の方は私以外に3人いて、私の指導は隣の席である勤続30年のおばさんにしてもらうことになりました。
実はこのおばさんとの出来事が私を窮地に追いやった最初のトリガーなのです。
まず私は1から10までちゃんと教えられないと理解することができません。
しかしおばさんの教え方は1言ったら10わかるよね?のスタンスで私にとってはちんぷんかんぷんでした。
また他にもしなければいけないことがあるのに忘れて別の作業をしてしまったり、簡単な作業も手が遅くてイラつかせてしまったりと入った当初からすごく怒られてしまいました。
しかしその時の私はプライドがエベレスト級に高かったので「入ったなりでなんでそんなこと言われんといけんの?」という気持ちでしかなく、同期の子におばさんのことを愚痴ったり、少し反抗的な態度を見せたりと新人とは思えないほど横柄な態度をとってしまっていました。
今思えばこれらは全部軽度知的の特徴だったなと思うのですが、当時の私は自分のことを軽度知的だなんて微塵も思っていなかった、というより思いたくなかったので全て他人のせいにしてしまっていました。今思えばあの時のおばさんには本当に申し訳ないことをしてしまったなと思います。
3章 ミスばかりする…。お客さんと上手く話せない。体調も悪くなっていくばかり…
入社して約1年が経っても変わらずお客さんから書いてもらわないといけない書類は忘れるわ、記入漏れや記入ミスはあるわで、ミスが治ることはありませんでした。
また通常1年くらい経つと担当地区のお客さんと仲良くなるのが普通らしいですが、私の場合は本来の人見知り+話が噛み合わない(たぶん軽度知的の特徴?)+ミスが多かったのでなかなかお客さんと仲良くなることはありませんでした。それどころかお客さんから文句やクレームがあったりと仲良くなるのには程遠く、同期の子から「今日お客さんとこんな話で大爆笑したんだよ!」とお客さんとの仲良しエピソードを聞くたびに心が痛くなっていました…。
そしてこの頃から私の体調は徐々におかしくなっていき、朝目は覚めてるのに体が起き上がらない、朝に吐き気を催す、めまい、手足の痺れ、頭痛、顔のほてりなど、本当にしんどくてたまらなかったです。
病院から処方されたお薬を飲んでも効いた感じがしないし、体調に伴って精神的にも鬱になっていくし、本当に辛い日々を過ごしていました。
所謂『自律神経失調症』という病気?になってしまっていたんだと思います。
人間限界を迎えるとこうなってしまうんだなと今となっては冷静に振り返れますが当時は辛すぎていつの日か死にたいと思うようになってしまいました。
4章 とどめを刺された
死にたいと思う日々…。
そんな中私のとどめを刺したのは上司のある言葉でした。
心身ぼろぼろで仕事もままならない毎日。
自分では完璧にやっているつもりだが、気づいたらミスをしてしまっている。
そんな毎日が続き、いつ辞めようかなと漠然と考えるようになっていきました。
そんなある日、書類のミスがないかの確認をし、これで完璧!もう帰ろうとオフィスチェアから腰をあげようとしたその時、上司から「おい〇〇(私の苗字)お前△△さんに満期の連絡はしたのか?」
次長が半笑い顔で私に話しかけてきた。
「しました」すかさず私が答えた。
すると「いつしたのか?」次長が聞いてきた。
「◯月◯日頃です」私が言うと
「ダメだぞ!今何日だぞ?すぐに連絡しないと俺が怒られるだろうが!」
パソコンの機械音だけが響いてた事務所内が一気に次長の怒号に変わり、その場にいた職員が一斉に私と次長の方を見た。
私が放った言葉は「あーはい。」
そう言うしかなかった。
そして小走りで外に出ていき泣きながら彼に連絡した。
もう辞めよう。
母にもLINEした。
そして外で泣いて泣いて泣きじゃくった後、少し気持ちが冷静になり、次に怒りが込み上げてきた。
俺が怒られる?
確かにちゃんと連絡しなかった私が悪い。
ただその言葉だけはどうしても許せなかった。
いつも仕事せず8時間ずっと事務所にこもりただ椅子に座ってるだけの次長。
おかげで支店長は動きっぱなし。
仕事をちゃんとしないあんたになんでそんな事言われないといけない?
これは余談だが次長は本店から嫌われている。
理由はよく分からないが本店の人から次長の悪口を聞いたり、実際に次長が本店の人に怒鳴られているのを何度も聞いたことがある。
それもあったんだろう。
私は事務所に戻り、棚を開けるのに邪魔だったカバンをボンっと投げつけてしまった。
そして一通り机の上の整理をしお疲れ様ですと言い放ち私は颯爽と帰った。
次長はさっきとはまるで違う細々とした声量で「お疲れ様」と返した。
後悔しているのかは知らない。
ただ私は辞める。それは揺るがなかった。