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母親の学習能力についての話 ~繰り返される危険と、息子としての苦しみ~

こんにちは、星咲⭐︎紗和です。

今回は、私の母親についての話をしようと思います。
母は、学習能力が極端に低いように感じることがあります。

何度も倒れているのに、対策をしない。
椅子に座っていても、突然意識を失い、転がり落ちる。
そして、痛い痛いと泣き叫ぶ。

この光景を、私は何度も見てきました。

倒れるのが分かっているなら、何かしらの対策ができるはず。
そう思い、何度も伝えてきました。

低い椅子に座るようにする
クッションを敷いておく
転倒しないように、支えがある場所に座る

しかし、母はこれらの提案をほとんど理解していない様子。
結果、何も変わらないまま、また転び、怪我をする。

そして、ついには鎖骨を折る事態になってしまいました。

📌 ① どうして繰り返してしまうのか?

私は、「どうして同じことを繰り返すのか?」と考えました。

もしかすると、
母自身が「自分は大丈夫」と思い込んでいる。
「学ぶ」ということ自体が、母にとって難しいのかもしれない。
自分の体の状態を正しく認識できていない。

年を重ねると、「昔できたこと」ができなくなるのは仕方がない。
でも、それを受け入れられない人も多いと聞いたことがあります。

もしかすると母も、
「自分はそんなに衰えていない」と思い込んでいて、
対策をする必要性を感じていないのかもしれません。

📌 ② 息子として、何もしてやれない辛さ

母が倒れるたびに、
私はただ、救急車を呼び、搬送に付き添うことしかできない。

痛がる母を見ながら、
「もっと何かできたんじゃないか?」
「もっとちゃんと説得すればよかった?」
そんな気持ちが押し寄せる。

でも、結局は何もできなかった。
この繰り返しが、自分の心にも大きな負担になっている。

特にひとりっ子だと、こうした問題を抱えることが多いと聞いた。
兄弟がいれば、支え合えたかもしれない。
でも、一人で全部を抱えるのは、本当にしんどい。

📌 ③ どうすればいいのか?

このままでは、また母は転び、さらに重い怪我をするかもしれない。
でも、どうすればいいのか?

私なりに考えた対策をまとめてみる。

1. 環境を変える

母自身が気をつけられないなら、
物理的に転ばない環境を作るしかない。

📌 転びやすい椅子を撤去し、安定した椅子に変える。
📌 床にクッションやマットを敷いて、衝撃を和らげる。
📌 手すりを設置して、転倒しそうになったときに掴まれる場所を作る。

母が「学ぶ」ことができないなら、
そもそも「転ぶ」という選択肢をなくす環境を作るしかない。

2. 「これはやばい」と思わせる方法を探す

母は、自分の状態を軽く見ている可能性が高い。
ならば、「これは本当に危険だ」と思わせる方法を考える。

📌 過去の怪我の写真を見せて、自分の状態を客観的に認識させる。
📌 「このままだと、もっと大きな怪我をする」と具体的に伝える。
📌 「介護が必要になったら、もっと大変になる」と未来のことを話す。

どこまで効果があるか分からないが、
「自分の身に起きていること」を認識させるのが大事かもしれない。

3. 相談できる人を探す

私はひとりっ子なので、全てを抱え込んでしまいやすい。
でも、それが一番ダメだと思う。

📌 ケアマネージャーや、地域包括支援センターに相談する。
📌 病院で、母の状態を医師にしっかり伝えて、アドバイスをもらう。
📌 近くにいる親戚や、支えてくれる人を探す。

全部をひとりで抱えるのは無理だし、
何より自分が潰れてしまう。

📌 ④ まとめ:親の学習能力が低いとき、どう向き合うか?

📌 母は、何度倒れても対策をしない。
📌 学習能力が低く、「次は気をつけよう」という意識がない。
📌 結果、転び続け、ついには鎖骨を折る事態になった。
📌 息子として何もできず、救急車を呼んで付き添うことしかできない。
📌 ひとりっ子は、こうした負担を一人で背負いやすい。
📌 対策として、「環境を変える」「危機感を持たせる」「相談する」ことが必要。

親が年を取ると、「変わらない」ことがリスクになる。
でも、本人にそれを理解させるのは簡単ではない。

だからこそ、**息子として「できることをやる」**しかないのかもしれない。
ただし、無理に全部を背負いすぎると、こちらが潰れる。

「できる範囲でやることをやる」
「無理なら、人に頼る」

そうしながら、自分の心の負担も減らしていく方法を探していきたい。

読んでいただき、ありがとうございました。

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