飛び込んでみる

昔お世話になった上司から久々に連絡がきた。

内容は当時その上司と一緒に仕事をしている時に、お世話になった取引先の方と8月末に野球を見に行く約束をしていたが、その上司が家族の都合で行けなくなってしまったので、代わりに行ってもらえないか?という内容だった。

最初に聞いたときは変な話に感じた。そもそも8月末なのだから、1人分をキャンセルすればいいのではと思ってしまった。そして率直な気持ちとして、ちょっと面倒くさいなと感じてしまった。昔本当にお世話になった取引先の方だし、何度か会食もご一緒したことがあり、とても楽しかった思い出ももちろんあるが、自分ひとりでその取引先の方の相手が務まるのかすごく不安だし、それが億劫に感じてしまった。

予定があると嘘をついて、断ろうと思った矢先、ちょっと待てよと踏みとどまった。コーチングを習っている際、自分の快適な場所から飛び出してみる、色々なことにチャレンジしてみる、やることを宣言してみるといったことをすると快適な場所からずれるので、それが成長だったりモチベーションにつながるといった話を教わったことを思い出した。

まさにこれだと思った。気が付いたら、行きます!と言っていた。結果としてその元上司はとても感謝してくれたし、今度飲みに行こうとお誘いをいただいた。尊敬している上司なので、とても嬉しかった。自分がちょっと飛び込んでみたら、もうすでにいいことが起きていた。

8月末の野球観戦も緊張はするけれど、まだ準備はできると考えている。確かその取引先の方は本が好きだったから、読んだ本の感想をまとめておこうとかそんなことを考えていたら、少しわくわくしてきた。

一瞬躊躇してしまうことに対して、迷わず飛び込んでみる。ややおおげさかもしれないけど、これからもこれを心掛けていきたい。そして8月末の取引先との野球観戦は絶対にnoteに書こうと思う。いい体験にできるよう、今から準備しておく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?