21-22シーズンCL準決勝ビジャレアル対リヴァプール2ndレグマッチレポート
どうもグナマンドです。早くもマッチレポートも10回目となりました。記念すべき10回目に取り上げる試合は激戦となったビジャレアル対リヴァプールの2ndレグです。サブタイトルは
〜ビジャレアルの割り切った戦いと絶対王者〜
こんな感じでどうでしょうか。
それではスタメンを見ていきましょう。
スタメン
ビジャレアルは2ndレグからモレノが出てきましたね。このモレノがいかに活躍できるかがビジャレアルの鍵となりそうですね。
リヴァプールは2点リードしてるとはいえターンオーバーをしない徹底ぶり。前回対戦の後にクロップが会見で言っていたように油断を見せない布陣ですね。
試合経過
前半開始から3分左サイドからのクロスをカプエが折り返して、ディアが今大会初ゴール。
TotalScore1-2
パウトーレスのフィードがサイドに流れてきたカプエに通るとそのままクロス。中にいたコクランが合わせてコクランも今大会初ゴール。
TotalScore2-2
後半開始と同時にリヴァプールはジョタに代えてルイスディアス投入。
62分アーノルドを起点とした攻撃からファビーニョが決めてTotalScore2-3
67分アーノルドのクロスをルイスディアスが合わせてゴール。
TotalScore2-4
74分ナビケイタのスルーパスをマネが受けてキーパーを交わしゴール。
TotalScore2-5
85分カプエが2枚目のイエローカードをもらい退場。
試合終了2-3
TotalScore2-5
お互いの戦術
ビジャレアルはフォイスを含めて3バックをつくり、マネやサラーの斜めに走るプレスを無効化していました。
しかし、そうするとフォイスからロチェルソへのパスコースが離れすぎてしまい、布陣としてはアンバランスです。ですがビジャレアルはここへのパスコースを余裕があればフォイスが持ち運びパスコースを縮める。またはアルビオル、パウトーレスからのフィードで、徹底的にサイドバックのスペースを突いていました。
そしてロチェルソやモレノにボールが入るとカプエが高い位置まで上がりサイドで数的優位を作ると深い位置からクロスを入れます。
そのクロスに対して2列目の選手が飛び込むという形でチャンスを作っていました。
ビジャレアルはプレス時にどちらかのサイドバックを開けて中盤の選手が浮かないようにマークをします。
サイドバックにボールが入るとこのようにスライドしてバックパスのコースまで激しく切りに行きます。これによってリヴァプールはロングボールを蹴りますが前線の選手は空中戦で負けてしまい結局相手のボールになってしまっていました。
後半にジョタに代えてディアスを入れると左ウイングに入りました。このディアスは無理なボールを受けてもタメを作ることができる選手で個人でも突破できます。
ロバートソンはルイスディアスにボールを出すとすぐにインナーラップを仕掛けます。そうすることでアルビオルを引き付けディアスのカットインのコースを作ります。こうすることで左サイドからチャンスを演出することができました。
次第にビジャレアルの選手の運動量が落ちてきて、リヴァプールが落ち着いてボールを回せるようになり点差は開いていきました。
リヴァプールは左サイドで見せた崩しをサラーとケイタで見せれば両方からチャンスを演出することができ、もっと楽な展開になっていたかもしれませんね。
あとがき
正直、今回の試合はリヴァプールのワンサイドゲームになるのかと思ったのですがビジャレアルの勇気ある戦術にリヴァプールは完全にペースを掴まれていて一時はビジャレアルが決勝に上がるのではないかと思わせるぐらいすごかったですね。
ビジャレアルのウナイ・エメリは塩っけのある試合ばかりだと思っていたのですがこのような試合も見せることができると初めて知り、驚きました。
一方のクロップも後半の修正がハマり、無事に逃げ切ることができましたね。本当に4冠を達成できるのではないかと思わせる試合ぶりでした。
最後までご閲読いただきありがとうございます。
拙い文章すみません(_ _;)
次回はCL準決勝レアルマドリード対マンチェスターシティの2ndレグを取り上げようと思っています。
次回も見てくれたら嬉しいです。