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【韓国語学堂留学】ソウル大学言語教育院について①
こんばんは!2回目の投稿になりました。
今日は、現在私が通っているソウル大学言語教育院について、また、語学堂全般について、紹介したいと思います。
授業開始から、明日でちょうどひと月です。
今週は中間テストがあるので、頑張らなくては…。
「語学堂」とは?
そもそも「語学堂」って耳慣れない言葉ですよね。
語学堂とは、韓国の国公立・私立の大学が運営する、韓国語の習得に特化した語学学校のことです。
実は、韓国にはこの語学堂を併設する大学がたくさんあり、韓国語を学びたい人が世界中から入学できるようになっています。
(参考: iss留学ライフ『留学するならどっち!?語学堂 vs 語学学校』https://www.iss-ryugakulife.com/useful/17934.html)
民間の語学学校と違い、
大学の施設(学食、カフェ、図書館など)を利用できる
それぞれの大学オリジナルの教材を基に、質の高い授業を受けられる
大学によっては、現地の学生とパートナーを組む「トウミ制度」がある
といった特徴があります。
実際、韓国人の方に「語学堂に留学するんだ〜」と話しても「語学堂って何?」という反応をした方は一人もいませんでした。
大学に普通にあるのものとして認識されているようですね。
ソウル大学言語教育院
参考:ソウル大学言語教育院公式サイト(https://lei.snu.ac.kr/mobile/jp/klec/introduction/T-material.jsp)
ここからは、ソウル大学言語教育院について、紹介します。
とはいえ、ソウル大限定ではなく、多くの語学堂は授業スタイルなど共通する部分も多いため、他の大学を検討している方も参考にしていただければと思います。
学期・授業時間
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一年は、春学期、夏学期、秋学期、冬学期に分かれており、各学期10週間になるよう構成されています。
自分が行きたい学期から入学でき、通う期間(2学期、3学期など)を選択します。
この、四季で分ける方式を採用する大学は多いです。
授業開始日は年によって変わるため、必ずご自身で確認をお願いします。
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こちらは、午前班の授業時間です。月~金まで、1限から4限の各50分ずつ行います。
13:30~17:20までの午後班もありますが、希望を出さなかった場合、必然的に午前班に割り振られます。
授業レベル
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授業は、1・2級(初級)、3・4級(中級)、5・6級(上級)、研究班(6級以上)に分かれています。
この6段階に分ける構造は、他の語学堂でも広く採用されています。
それぞれの級の対象者は、
1級:韓国語の学習経験がない人
2級:200時間の韓国語教育を受けた人、またはそれに準ずる韓国語能力を持つ人(以下略)
3級:400時間の韓国語教育を受けた人
4級:600時間の韓国語教育を受けた人
5級:800時間の韓国語教育を受けた人
6級:1,000時間の韓国語教育を受けた人
研究班:1,200時間(正規班6級レベル以上)の韓国語教育を受けた人
となっています。
私は今学期(2022秋)より、5級からのスタートです。
研究班というのは、
6級を卒業後、複数の研究グループから興味のあるグループを一つ選択し、大学の授業レベルの学習を行うと、先生から説明を受けましたが…
研究班に進む人は少ないようで、私も詳しいことは未だわかっていません。
級の決定は、オンラインテスト(L・W・R・S)にて行われます。
スピーキングは、zoomで実施しました。
クラス
各クラス10人~15人ほどで学びます。
なるべく同じ国籍の学生が固まらないよう、配慮されているそうです。
ソウル大は他大と比較して欧米系の学生の割合が高く、日本人は少ない傾向があります。
私のクラスは、中国、モンゴル、トルコ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、フランス、ロシア、カザフスタン、アメリカ、そして私が日本(1人)です。
やはり同じ国籍の人がいると、どうしても母国語を話してしまいます。
日本人が少ない環境がいい!という方には、ソウル大はすごくおすすめです。
年齢も、19歳から30代まで幅広く、色々な経験を持った人と会話できることが楽しいです。
まとめ
今日は、「語学堂」って何?というところから、現在私が通うソウル大言語教育院の学期・授業時間、授業レベル、クラスについてまとめてみました。
ここまで書くのに2時間半かかってしまった…。
早く慣れるように頑張ります。
明日は、授業内容やテスト、評価方法などについてお伝えする予定です。
ここまでありがとうございました!
それでは、おやすみなさい^^