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海に眠るダイヤモンドを観て

今期最も楽しみに観ていたドラマの「海に眠るダイヤモンド」が最終回を迎えた。

もう本当に本当に面白いというか、んーーー何て言ったらいいんだろう。
言葉には言い表せないぐらい素晴らしいドラマだった。
毎週日曜日を心待ちにしていた。

最終回は2時間スペシャル。
途中までリアタイで見て、娘を寝かしつけてからもう1度テレビを付けて最後まで見届けた。

終わった後、見れなかった部分をもう1度見てまた最後まで見た。

私は基本的にハッピーエンドの結末が好きだ。
でもこのドラマはそうではなかった。

翌日のXは海に眠るダイヤモンドのタグが溢れた。
そこの中で知ったが、このドラマは「野木亜紀子版タイタニック」だったということ。
その情報・・・事前に知りたかった・・・!!!
だって、それなら鉄平と朝子が結ばれないって分かるじゃん・・・!!変に希望を持って見なくて済んだじゃん・・・!!!と思ったけど、知らなくて正解だったかなとも思う。素直にドラマを楽しめたから。

タグの中はそれこそいろんな感想があった。
うんうん、そうだよね。そういう見方もあるのかぁ。え?!あ、それは気付かなかった!!という感じにいろんな思いで溢れていた。

今日もタグを観ているとまた昨日とは違った感想が出てきている。

私の中では、やっぱり朝子と鉄平は結ばれてほしかった。
リナさんと進平兄ちゃんは確かに罪深いことをした。だからと言ってリナさんと進平兄ちゃんが悪いのだろうか。タグの中で見たけどリナさんを1話目で端島に引き留めたのは鉄平だったというのを見て、うわそうだよ確かにとも思った。
どの道を選ぶかによって人生は変わっていく。でもその選択をしたからこその今がある。重いメッセージだけど、本当にその通りだよなとも思った。

タグを観ている中で一面のコスモス畑越しに輝く端島のシーンでかかる主題歌に泣いたという意見も多かった。
でも、私はあのシーンでは泣けなかった。あまりに切なすぎて。鉄平が独りでどんな思いでここから端島を眺めていたのかに思いを馳せすぎて。

でも、今日のタグの中で見たけど、鉄平は孤独だったと思っていたが違った。賢将という親友が居てくれた。
彼は鉄平が端島から居なくなった後も必死で探し続けていた。無事に教会で会えた時、どれほど安心したことだろう。
鉄平のお葬式にも来てくれていたし、遺品のノートも彼が残しておいてくれたから時間はかかってしまったけど朝子の元に届いてくれた。本当に良い男過ぎるよ賢将。

最後のifの世界線のシーン。
あれはまさにタイタニックだよ。

みんな元気な姿で鉄平と朝子のプロポーズを見守っている。
朝子に渡すはずだったギヤマンの花瓶。
綺麗な青色の花瓶。プロポーズのシーンでは映らず、最後に映ったけどとても素敵な色だった。
あれは何でプロポーズのシーンでは映らなかったのか、これもタグで知ったけど実際に朝子はギヤマンの花瓶を見てないから映らなかったというのを知ってうわぁぁあああって頭抱えた(笑)

ということでまだまだロスを引きずっている。
でも本当に良いドラマに出会わせてくれて感謝している。
俳優さん、関係者の方々全てにありがとう。

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