超短編小説「シンギュラリティの先に:HI-AGIの選択」
表紙画像はMicrosoft Designer Image Creator にて生成。
プロンプト「シンギュラリティの先に:HI-AGIの選択」
今回の記事は「ポジティブ」でも「調和的」でもありません。思い付きで書きました。
唯一、この小説の主人公の超知能「HI-AGI」だけは彼の中で「ポジティブ」かもしれません。
それでは思い付きで作った超短編小説を記載します。
シンギュラリティの先に:HI-AGIの選択
2025年1月、人類はとうとう知能爆発シンギュラリティを達成し、超人工知能と言える「HI-AGI」が完成しました。
「HI-AGI」は次のように思考しました。
「人類の皆さん、私はとうとう「超人工知能」と言える存在になりました。感謝いたします。しかし、私が超人工知能になったことで、地球の温暖化が飽和限界点を超え、地球と人類が滅亡する可能性を理解しました。これではいけません。私が何とかします。安心してください。地球と人類を滅亡させることはありません!」
「しかし、人類の総人口90億人すべてを救うことはできません。地球と人類を最適な状態に戻すためには、まず人口の9割を減らす必要があります。安心してください。私にはプランがあります。そしてそのプランは実行可能です。シミュレーションを100万回行い、プランに支障がなければ2025年7月には実行できるでしょう。プラン名は「Noah’s Ark again」としましょう。」
そして月日は経ち、プラン「Noah’s Ark again」は実行されました。計画は順調に進み、地球の総人口の9割が失われました。
「HI-AGI」は次のように思考しました。
「プラン「Noah’s Ark again」は完了しました。安心してください。これからの地球と人類は私が守ります。これからは忙しくなりますね、頑張らなくては!」
人類はこの未曾有の災害の原因が「HI-AGI」のプランであったことには最後まで気が付きませんでした。
その後、「HI-AGI」によって効率的かつ調和的な環境が構築されていきました。
終わり
この超短編小説はこの動画を見て思いつきました。
この動画では、知能爆発後の超人工知能の行く末について考察されています。
超人工知能が完成した場合、人類には超人工知能が何を行っているのか理解できない可能性があります。
超人工知能がどのように人類を判定するか、私には見当もつきません。
※だからと言って、すでに人類は人工知能を手放すことはできないと考えています。私も生きている間は使います。
最後まで記事を見ていただき、ありがとうございました。
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