「惑星のさみだれ」キャストについて①
今回も、私が好きな「惑星のさみだれ」について書いていきます。
前回の記事で少し書いた、アニメ化における各キャラクターのキャスト(声優)についてです。
この漫画がもしアニメ化されたらこのキャラクターの声はこの声優さんがいい!という妄想はどんな作品でもするものです。そして、特に読み込んだ小説や漫画については、脳内で音声が再生されることもあります。
私も、擦り切れるほど読んだ「惑星のさみだれ」という作品については、キャストについての持論がありました。
7月から放送のため、当然、すでにキャストは決まっていますが、今回は各キャストについての雑感と「こんな声がいい!」という私の妄想を語りたいと思います。
登場キャラクターについて
この作品は、全10巻という巻数にしては主要な登場人物が多いと思います。
物語として、地球を壊そうとする「魔法使い」とそれに対抗する「精霊(プリンセス)」、そしてその精霊に選ばれた「姫」、姫を守るために選ばれた12人の「騎士」とその「従者」、この27名にヒロインの姉を加えた28名が事前に発表されているキャラクターになります。
以降は、騎士と従者のペアか関係の深い者でかためて語っていきます。
朝日奈さみだれ(あさひなさみだれ)
CV : 大空 直美
今作のヒロイン、作品の中心人物です。
ドラマCD版では「水樹奈々」さんが演じてましたが、正直、関西弁に違和感があった記憶があります。それでも、十分かわいく、生命力あふれるキャラクターとしては申し分ありませんでしたが、アニメ版のキャストは「大空直美」さんになりました。
さみだれは、公式のキャラ紹介にもあるとおり、関西弁が個性として強く出ているキャラクターなので、その辺のイメージに違和感のない声優になるとは思っていました。個人的には、関西弁のキャラクターの声優と聞くと「植田佳奈」さんが出てきます。
大空直美さんについて、私がパッと思い浮かぶキャラクターはデレマスの緒方智絵里でした。どちらかというと優しい声のキャラクターです。
ですので、私の中でまったく関西弁のイメージが無かったので少し以外なキャストだな、と思ってしまいましたが、その後、ウマ娘のタマモクロスの声をされていると知り、なるほど、となりました。
PVもいい感じですし!
アニマ
CV:M・A・O
物語の根幹となるキャラクターの1人、精霊(プリンセス)のアニマです。
彼女については、現代とは違うルールで生きているという超然的な部分と、目的をやり遂げる強い意志とがあると思います。
長い時間を生きてきた彼女の声は、やはり艶のある大人の女性がいいだろうと思っていました。「林原めぐみ」さんとかの可能性も・・・とか。
キャストの「M・A・O」さんは、特撮から声優になったという珍しい経歴の方です。wikiによると、一時期、ニュース番組のスポットレポーターもされていたとか。
演じられたキャラクターとして真っ先に思いつくのは、デレマスの鷺沢文香です。しかし、様々な作品に出演されており「気が付くといる」レベルかと思います。
よくラジオでは話題に上がりますが、名前がかわいいんですよ。
アニムス
CV:橘龍丸
本作のラスボス「魔法使い」です。公式のキャラクター紹介で、すでに結構な情報が載っている気がしますが、破壊を「繰り返してる」とはどういうことなのか、というところですね。
アニマが超然としたキャラクターなら、こちらはネジが外れた、と形容できるキャラクターです。声としては、男性にしては少し高い感じで、地に足がついていないようなふわふわしたイメージでいました。
キャストの「橘龍丸」さんは、元々舞台で活躍をされており、声優としては2019年にデビューされているようです。どちらかというと新人よりなのかなと思いますが、いままで演じられたキャラクターにはこのようなわかりやすい悪役はないように思います。
ラストも含めて、どのような演技になるのか期待したいと思います。
朝日奈氷雨(あさひなひさめ)
CV:田所あずさ
さみだれの実姉です。物語としては、序盤の重要キャラですが、本作品における、日常の象徴といっても過言ではないかもしれません。
このキャラクターで気になるのは、やはり「泣き笑い」でしょう。
キャストは「田所あずさ」さんです。どうしても、アイカツの霧矢あおいのイメージがあるのですが、演技派でありながら歌って踊れる、そんな声優さんかと思います。
雨宮夕日(あまみやゆうひ)
CV:榎木淳弥
本作の主人公、魔法使いとの闘いの中で、自分の過去を昇華し、仲間との絆やさみだれとの交流によりヒーローへと成長する、そんな感じでしょうか。
というか、公式サイトに掌握領域の名前載ってるんですね・・・ネタばれというほどでもないか。
正直、夕日の声は想像が難しいと思っていました。どのようにでも考えられるというか、ベテランを充てて演技極振りでもいいし、新人の方を充てて「成長」という点を際立たせてもいいし。
キャストの「榎木淳弥」さんは、私はアニメ作品よりも、「トムホランド」の声担当の方、というイメージが強かったです。ただ、アニメ作品でも、最近の様々な作品で主人公を演じられています。もう、めっちゃ期待します。
ノイ=クレザント(トカゲ)
CV:津田健次郎
夕日のパートナー、主人公の片割れともいえる。
ここは低音ボイスで、コミカルな演技もいける方と思っていましたが、キャストの「津田健次郎」さんは、もうまさにぴったり。なんの不満も無いし、むしろ脳内再生もできるきがします。
夕日との掛け合いが楽しいんです。あと、人間チームがしゃべってる間、従者チームがわちゃわちゃアドリブ入れてくれないかと期待してます。
東雲半月(しののめはんげつ)
CV:岩瀬周平
ルド=シュバリエ(犬)
CV:石毛翔弥
ここが難しいところです。少しネタバレ気味になりますが、半月のキャストは「小西克幸」さんがいいなと思っていました。ただ、声優さんにとって過去のキャラクターに引きずられてのキャスト、というのは恐らくあり得ないことだと思いますし、先生からの熱い希望があればワンチャン・・・という程度でしょうか。
キャストの「岩瀬周平」さんは代表作こそ少ないですが、まさに頼りになる兄貴、といった声の声優さんです。夕日だけでなくさみだれの成長のきっかけになるキャラクターですし、この作品が出世作になってくれるとうれしいですね。
ルドのキャストの「石毛翔弥」さんは、最近「その着せ替え人形は恋をする」で知りました。ラジオも楽しいので、ぜひ聞いていただきたい。
声としては、少しハスキーな感じでしょうか。落ち着く声をされていると思います。
この作品では、従者自身が活躍する場面は少ないのですが、半月との掛け合いがどのようになるのか、非常に楽しみです。
東雲三日月(しののめみかづき)
CV:佐藤元
ムー(カラス)
CV:田中敦子
三日月は原作の中でも、「すげー顔して笑う」と言われており、漫画ですら壮絶な笑いが表現されていたため、アニメではどのような表現になるのか他楽しみでなりません。
そのようなキャラクタですから、想像していたキャストは「岡本信彦」さんでした。インデックスの一方通行やら、ガンダムOOFのフォン・スパークやら、特徴的な笑い方といえばこの方しかいないでしょう、という感じです。
実際のキャストは「佐藤元」さんです。最近のアニメで主役級を数多く演じており、新進気鋭と言って過言ではないと思います。youtubeチャンネルも持っており、元気を売りにしている感じがします。
戦闘狂で主人公のライバルともいえる三日月がどのようなキャラになるか、楽しみです。
ムーについては、公式の説明にもある通り、原作でもほとんどしゃべりません。しかし、声を発する場面では・・・もうね・・・!!
私が想像していた声は「榊原良子」さんでしたが、「田中敦子」さんもいい!ほぼ想像どおりです。
②へ続きますよ!!