真・三國無双8のはなし
PSstoreのGWセールで、気になってた真三國無双8のスペシャルエディション(ゲーム本体+DLC全部盛り)を購入しました。
GWに購入しましたが、GW期間中は一緒に購入した十三機兵防衛圏を触ってたので、遊び始めたのはつい先日です。
プレイ時間が50時間を超えてきたので、私の雑感をまとめたいと思います。
いいと思った点
①ゲームのボリュームがすごい
ゲームのプレイ時間が50時間を超えていますが、ストーリーをクリアできたのは曹操と孫堅のみ。現在は劉備で蜀ルートをクリアしている最中です。
そして今回、全体的な構成として1章から13章まであるようですが、章ごとに大体の年代が決まっており、自分が操作している武将が生きている年代の章がクリアできます。
つまり、曹操なら1~8章、孫堅は2章でクリアとなります。
そしてプレイアブルキャラは90名。
もちろん、「黄巾の乱」「董卓討伐」なんかは三国でも共通のルートのため同じステージになりますが。
そういったことを抜きにしても、単純にストーリーをすべてクリアするだけでもまだまだかかりそうです。
②オープンワールドすごい
これもゲームのボリューム的な話ですが、とにかくマップの広さが半端ありません。歴史の舞台となる中国大陸が端から端まで再現されており、マップをかけまわるだけでも楽しいものです。
まだほとんど発見できていませんが、「泰山の頂上」や「万里の長城」など、マップ上の特定の地点が「景勝地」として登録されており、ストーリークリアが落ち着いたら探し回ってみたいと思います。
また、マップの各地に散らばっている素材を集めてアイテムをクラフトするなど、オープンワールド系ではおなじみのシステムもあり、そういった点でもマップの解放をしたくなります。
③敵が多い
いやもうほんとに、沸くわ沸くわ。
高難易度になると雑兵も相当に硬くなり辛くなりますが、ある程度の難易度までなら、まさに「薙ぎ払っていく」という無双系のコンセプトどおりの爽快さを感じることができます。
また今作では、章中は撃破数が累計で加算されていきます。そのため、章が終わるころには大体5000くらいのカウントになっています。
わるいと思った点
①バトルステージ自体は小さくなった
先にも書いたように、今作はオープンワールド形式で作成されており、それが見どころの1つとして大きく取り上げられています。
しかし、その分1つ1つの戦域は砦や町単位となり、実際に戦闘で使用する範囲というのは小さくなってしまっているように思いました。
また、今までの無双にあったような、いわゆる「ステージギミック」的な要素はほぼなくなっているところも残念です。
②レベルのカンストがはやい
私は難易度「修羅」を中心にプレイしていますが、キャラクターのレベルが100に到達するタイミングがかなり速いように感じました。2,3章クリアした時点でレベル50は確実に超えています。
レベルがカンストしてしまうと、クエストをクリアしていく意味の1つが失われてしまい、全てのクエストをクリアしてからメインクエストをクリアするところまでやりこまなくなってしまいました。
まぁ、カンストしてからが本当の無双ゲームの始まりだ、という考え方もありますが。
③最強武器がない
今までの無双シリーズだと、各キャラクターにおけるゲーム中の最強武器は、特定のステージで特定の条件を満たすことで入手できました。
しかし今作では、最強武器である「上級・改」については、店で設計図を購入して、素材を消費して自分で作成し入手します。
そして、作成に一番重要な設計図は、特に解放条件もなく、最初から店で売られているのです。
確かに、設計図を購入するための古銭を手に入れるには武将を倒したり、ある程度任務をクリアする必要がありますが、それでも普通にプレイしていれば容易にたまります。
なんというか、今までの無双シリーズでは「最強武器」には入手の難しさも相まって、プレミアム感がありましたが、今作ではそれが薄いということです。
もう1つ上位の隠し武器がほしかった。
④武器が自由に使用できる
好きなキャラクターで様々な武器モーションを試せるため、人によっては良い点かもしれませんが、私としては微妙でした。
無双ゲームでキャラクタの個性を際立たせているのは、やはり武器の存在が大きいように感じます。
それが誰でもどんな武器でも使用できるとなると、単純なキャラクターゲームに成り下がってしまうような気がして、好きになれませんでした。
得意武器を使用した際のメリットがもう少し大きくてもいいのかなと思います。
総評的な感想
良い点も悪い点も書きましたが、なんだかんだオープンワールドは楽しいというのが私の総評になるかと思います。
細かい不満はそりゃあります。しかし、それを補って余りあるほどに、本作にはマップの広大さ、作りこみの細かさがあり、オープンワールドゲームとして必要なところはきちんと揃っているように感じます。
次回のナンバリングタイトルがどのような形式になるかはわかりませんが、真三國無双8自体は十分に人を惹きつけるゲームになっているのではないでしょうか。
私は、このゲームを隅々まで遊びつくしてやろうと思っています。