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日曜は、朝ヨガライブ😊

 いろんな出来事があって、軒下猫のように、気持ちが毛羽立ってしまいそうな今日この頃。ですが、毎週日曜日、朝9:15は、わたしがひそかに楽しみにしている朝ヨガライブの時間です。










 ところが、YouTubeを開いて待っていると、チャット欄に、口々に「東京で地震がありました!震度3」とか、「震度4」とかの文字。みなさんの不安の声に、わたし自身のここ数日の動揺が再び揺り動かされて、わたしの心臓も高鳴りそうになります。








 数秒のコマーシャルが流れ、画面が切り替わります。
 ヨガマットの上に、やさしく賢げなヨガの先生アリサさんと、飼い犬のオディさん。そこはメキシコのロスカボス。

 アリサさんもチャット欄の地震の知らせを読んで、驚きながらも、普段通りにヨガの時間が始まりました……。









 うちにはヨガマットなんて洒落たものはなくて畳の上、服装もいつもの割烹着とおうち服のまま。ダウンドッグなどしようものなら、顔に割烹着の裾がタラ~っと被さってきます。インド感ゼロ、庶民感100です。

 さて、足の指でしっかり畳をつかんで、手のひらを畳について、少しずつ少しずつ、動いていきます。始まれば、チャットのおしゃべりも鎮まって、画面の向こうの日本のどこかにいる800人以上のわたしたちが、アリサさんの声に合わせて、深く深く息を吸って、深く深く息を吐きます。すると、みんなで一緒という一体感と安心感……。

 おかげさまで少しずつ落ち着いていきます。いつものように、右と左、足の向き、手の向きはごちゃごちゃ、あれれ?あれれ?となってしまいます。だけどそうやっているうちに、手の先・足の先・頭の先から順番に、だんだん心の奥底まで、まるで猫が体中のあちこちの毛皮を丁寧に丁寧に舐めていくように、ゆっくりゆっくり整っていくのを感じます……。










 ヨガが終わると、短い瞑想の時間。
 ところが、目をつぶって呼吸に集中しようとすると、今日は頭の中に、また再びうわーっといろんなものが押し寄せて来て、ぐるぐると渦を巻く。何とか停止しようとするけれど、どうしようもなく、それを渦巻かせておくしかないわたし……。










 目を開けて、「ナマステ。」のご挨拶。ヨガと瞑想の時間は終了して、おしゃべりの時間です。
 アリサさんが話していらしたのは、10月にメキシコを襲ったハリケーンのときの体験のことでした。



” ハリケーンの目に入る前と後、ハリケーンの激しい渦の中にいたとき、ものすごい暴風と雨だった。けれど、ひとたびハリケーンの目の中に入ると、それが穏やかにおさまって、真上の空も晴れ。周りがどんなにすごい嵐が吹いていても、自分のいるところだけは静寂。
 ヨガはこれと同じ。ヨガや瞑想をしている自分は台風の目にいるようなもの。周りがどんなに荒れていても、地震なんかが起こったとしても、静かな自分に戻ってこられる。ヨガはそういうトレーニング。 ”






だそうです。なるほど。







 もしも今、わたしと同じように、何だかいつもの自分と違うと感じている方がいらっしゃったら、一緒にヨガはいかがですか?もしもやったこともないよ、という人がいたら、きっと、自分の体の曲がらなさ、動かなさに、思わず笑いが出ると思います。

 ヨガはわたしの毛づくろい。

 これが、その、今日のヨガライブのアーカイブ。コロナ渦中から続けている、初心者用のやさしいヨガです。見るだけでも、心落ち着きますよ?


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