いいわけ
朝、まだ、誰も起きて来ないお休みの日の食卓に座って、noteを開く
灯りを抑えた部屋に光る画面に並ぶ、
四角い 見出し画像とタイトル……
でも、今日はまだ読まずに置いて
緑色の 「投稿」に行って
これを書いている
編み物と同じように
でも反対向きに
自分の打ち込んだ文字が
上へ 上へと 連なっていく……
宇宙のことも 星のことも
うちに住んでいる とある予備校生の100分の1も知らないけど
さすがに、夜の星の光が 今星が放っている光ではないことぐらいは
知っている 大きすぎる時間のずれ……
光が進むのには どんなにそれが速くても 小さくても
ちゃんと時間はかかるのだから、
今わたしの目に映る
テーブル、時計、晴雨予報グラス、とある予備校生の黒いリュック、
とある女子中学生の蕁麻疹の薬、あらゆる画像は
今のそれではないということ、でしょう
それが わたしの心に棲みつくころには もっと大きな時間のずれ
誰かの文章を読むということなんて遙か彼方の星を見るのと
同じことなのかもしれません
ここまで書く間に 雑事で中断すること3回
でも、読んでもどこで途切れたかなんて きっと誰にも分からない
実際にはばらばらの時間に作った 光る4つの文字の集まりを
書き終えて、地上に戻ってきて、
これで意味は分かる??
と星座のように 4つをつなげて 地上から眺めているわたし
4つつながれば
わたしが書こうと思っていたのとは違う「何か」
しまっておこうと思っているような「何か」まで
表してしまっているようにも見える
このまま「公開」に進んでも、それはその時のわたしが書いたことで
今のわたしが思っていることでは ないかもしれないです
ただそのとき、思っていただけのこと……