木村泰子先生講演会
木村泰子さんは「みんながつくる みんなの学校」を合言葉に、子ども、保護者、地域住民、教職員一人ひとりが共につくる大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務めた。不登校児・発達障害児を積極的に受け入れ、インクルーシブ教育に取り組まれてきた。教育の世界では有名な方らしいが、気さくな大阪のおばちゃんてかんじ。だが、教育に関しては自分の世界感を持たれていて、そこが魅力なんだろう。
インクルーシブ教育ってなに?(以下個人的見解が含まれます)
共生社会の実現に向け、多様な子の自立と社会参加を見据えて、多様な教育を提供する。簡単にいうと、障害のある子もない子も(地域によっては日本人も外国人も)同じ場で学び、どのような社会をつくり、どのうように生きていくかをまわりとともに自ら考える。
講演の資料をもらって見返してみた。資料のなかで自分に刺さった言葉は、「正解のない問いを問い続ける」「すべての人が当事者に」「大人である前に人ですか」だ。経験に基づく言葉は重みがちがう。
いま、教育の世界では問題が噴出しているようだ。今回のテーマはこどもだが、生きづらいのは大人も同じだ。自分ごととして、地域と関わっていく。そんなことを改めて思った。
木村泰子先生講演会データ
主催:ちあふる
後援:今治市・今治市教育委員会
2023年1月7日(日)
今治市総合福祉センター 開催
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