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今日の大会を通して

自分は、大学で「ペーロン部」という部活動をしており、社会人と学生との合同チームでペーロンを漕いでいる。
そもそもペーロンとは、昔、中国から伝わってきた、長崎県の伝統的なボート競技(マリンスポーツ)である。

今日は、ペーロンの大会だった。

今日は、長崎港で、「長崎ペーロン選手権大会」という大会が開催された。コロナ禍が続いたことにより、4年ぶりの開催となった。

一般対抗レースの写真📸

今回は、社会人のチームとして、職域対抗レースに出場したのだが、結果だけ言うと準優勝だった🥈

しかし、決勝戦を戦い抜いた後に思ったことがある。

決勝直後に思ったこととは?

決勝戦を戦い終えて、自分が感じたことは、準優勝を掴み取った喜びより、「ペーロンは楽しい」という思いだった。
しかし、船を降りた時、あと一歩及ばす優勝を逃したということで、悔しがるのは勿論、悔しさで泣いている人、涙目になっている人が何人もいた。

なのに、自分は涙が出かけたことすらない。

優勝を逃して泣いてしまっていた人は、普段の練習以外の自主トレーニングやペーロンに対する真摯な姿勢、何より優勝することへの熱い思いを持っているんだと思った。

つまり、自分にはそれらが足りないんだと感じた。普段の練習に対する真剣味が足りなかったこと、練習以外の自主トレーニングをまともに行ってこなかったこと、優勝への思いがそこまで強くなかったことを痛感した。
日々の練習や解決すべき課題、自分の弱点と、もっと真剣に向き合う必要がある、と、優勝を逃して泣いているチームメイトを見て考えさせられた。

だが、それだけではない

上記の通り、個人的にはペーロンの楽しさを改めて感じた場でもあった。
何より、3月から今月まで、5ヶ月にわたって練習を積み重ねてきて、ここで5ヶ月の練習の成果を発揮、それが身を結んで銀メダルを獲得することができた。

これがきっかけとなり、「大学を卒業した後も、OBとしてペーロンを漕ぎたい!」という思いが強くなった。

心機一転

今日の大会では、嬉しい思い、悔しい思い、様々な思いをした人がいると思う。それでも、次の目標はチーム全員が同じ、「優勝」だと思う。
来年は、心機一転、「優勝」という、チーム全員が掲げる同じ目標に向かって、仲間と共にもっと頑張っていきたい。

集合写真

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