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ニコニコ動画とニコニコ超会議

ニコニコ動画とニコニコ超会議

ニコニコ動画に最初に動画を投稿した日を調べてみた。2009年10月9日、実に13年前だ。気づいたら干支が一周してしまった。

当時は動画サイトに動画を投稿する、ということ自体のハードルがとても高かったし、PCのスペックも今より全然低かったし、ニコニコ動画のアップロード上限容量も100MBだった。

要するに、コンテンツが今より少なかったし、誰かが変なものを見つけてきてはそれをみんなが同じ方向を向いて楽しむという文化だったように思う。
おもしろFlashをみんなで楽しむ延長みたいな。そういえばFlashもなくなってしまったな。

色々あった。半分ニートだったし無限に時間を使えることもあって動画を沢山アップロードした。純粋に動画の再生数が伸びていくことが嬉しかった。40再生で1クラス分、1000再生でマンモス校1校分、1万再生で小さい都市1個分と考えると、すごい事だ。

工作が好きだったのでニコニコ技術部というタグで動画を投稿した。一番伸びたものは100万再生、少し有名になったりしてニコニコ町会議に呼んでもらってワークショップをやったりした。

そのうちニコニコ公式がニコニコ大会議というものを開催した。大大会議2008に参加させて頂き、作ったものを展示したりした。

ニコニコがお祭りとして実際に集まれる場を設けてくれたのは本当に嬉しいしありがたいことだと思う。

時代の変化と共に出てきては消えていく使い捨てのSNSの一種ではなく実際にその場に行って楽しむという体験があると、時間が経っても大事にしたいという気持ちが起こる。

中学生くらいの多感な時期にリアルイベントを経験した若い人は大人になっても大事にしてくれるだろう。ひところ新興のEC企業が球団を買ったりしたが同じような意味があるのだと思う。ただ、EC→球団とは違ってニコニコイベントはニコニコ→ニコニコなので非常に内容が濃い。

今年もニコニコ超会議2023が開催される。コロナで何年かリアルイベントが中止されたりしたが、去年の横断幕に大きく印刷された「おかえりニコニコ超会議」はちょっと泣きそうになってしまった。やっぱ年1くらいで楽しいイベントがないと人生に張り合いが出ない。

さて、ここからは宣伝です。口調も変えますね。

超乗合馬車という人力馬車でスタッフをしています。超乗合馬車自体は2013年のニコニコ超会議2から運用していて、今年で10周年になります(すごいことです!)

馬車自体は座席が6席あって、座面の高さが地面から70cmあるので少し高い位置から会場を眺めてコースを一周できます。動画撮影したらよく映えますよ。馬として馬車を引くこともできます。

毎年楽しみにして下さっている方が何人もいて、常連からスタッフになって下さった方もいます。祭りの神輿に近いのですが、乗って参加する事もできるし、とにかく参加してみると楽しいコンテンツなんですよ。

さて、去年からお客様が振れる光るネギをご用意しました。メイキングを動画にして公開したのはつい昨日なのですが。何事もメンドくさがっちゃいけませんね。

ニコニコ技術部でははちゅねミク小型化戦争というブームが一時期あり、ネギを振らせることにこだわりがある人も少なくありません。

そんなネギ振りを会場で体験できます。是非幕張メッセにお越しくださいませ。ミクのコスプレの方もお待ちしております。

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