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第26話 50代サラリーマン 円安に違和感を感じる。

一時、1ドル150円台に突入した為替相場。

思えば、我々のサラリーマン人生は円高と貿易摩擦との闘いだった。

貿易黒字を是正するため、円高リスクを軽減するため、生産拠点を海外へ求め、製造部門の雇用と所得を移転してきた。
さらに、農畜産物など国内市場も海外に開放してきた。
グローバル市場の下、日本の経済力なら、必要なものはいつでも入手できるという信仰のもと・・・。

そして気が付けば、国際市場で中国に買い負け、円安が追い打ち・・・。

でもマスコミや評論家が騒ぐほど、日本経済は弱いのか?
我々が築き上げてきた”日本”はそんなに”Cheap”なのか。

そもそも、円高でも円安でも、デフレでもインフレでも騒ぐ、常に危機感煽り体質のマスコミ。

個人的には、スーパーで豪州産の肉価格が国産物を上回っている現状に違和感を感じざるを得ない。

海外観光客の”プチ”爆買いも、明らかに価格が安すぎるから?

為替は行き過ぎている・・・(多分)。

金融市場とマスコミに惑わされないよう、明日からもサラリーマン道に邁進!



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