〜彼女ができるまで〜 失恋ラッシュ突入編
※この記事は前回の記事の続きになります。
未読の方は是非読んでください。
前回AちゃんとMちゃんとメンヘラ女子に出会ったのだが、AちゃんとMちゃんは2回目のデートに誘うことに成功した。
Aちゃん
Aちゃんは寡黙で自分からはあまり話さないタイプだったので、自分も話すのは苦手(特に女子)なので前回の失敗を反省し、話題を予め考え会話が途切れないように動画を見たりして勉強した。
そしてデート当日。最初は用意していた話を次々とした。質問を投げかけたり、会話を繋げやすい話題を選んだりして相手を楽しませようと心がけた。しかし、Aちゃんはあまりに寡黙で、自分から話すことは全く無く、遂にネタ切れになる。
何も会話を交わすことの無い男女2人なんと気まずい空気だったか。こんなに気まずい空気は今まで生きてきて初めての体験だった。その時、この子を楽しませることは不可能なのでは無いかと心が折れかけていた。
そんな空気のまま喫茶店へ行き、昼食を食べ、映画を観て夜帰った。
今思い返せば、よく夜までもったものだ。
その後、3回目のデートに誘ってみた。最初は返信が帰ってきたのだが急な補習で断られ、その後別の日を提案したら返信が返ってこなくなった。
つまり振られたという訳だ。
その後タップルで本人を見つけた。
その時は心がバキバキにへし折られた。
一緒にデートに行っていた時分はアプリをやめていたのでワンチャンあると思っていたのだが…。
Mちゃん
家がめちゃくちゃ近く、巨乳のMちゃんとは映画を観る約束をしていた。
最寄りの次の駅で待ち合わせをし、映画館に向かった。この子は喋ることは好きそうなのでAちゃんみたく会話には困らなかったが、2回目のデートの日は胸元が空いた刺激的な姿だったので視線をずらすことに必死になった童貞の筆者。
商店街で食べ歩きをしたり、オシャレな喫茶店に行ったりした。そこまでは良かったんだが、事件は映画館で起きてしまった。因みに観た映画はコナン。
映画館が相当混んでいたせいでジュースを購入するまでの時間が計算出来ず遅刻。映画の冒頭を見逃してしまった。それに加え、映画の中盤から尿意に襲われて、エンドロールのタイミングでトイレに駆け込んでしまった。我慢していたのだが最後まで耐えることは出来なかった。
そこが蛙化ポイントだったのだろうか。
その後からMちゃんの機嫌が悪そうな気がした。
次のデートの予定は、バイトと車校で忙しいとの事だったので、1ヶ月ほど期間を空けメッセージを送ったところブロックされていた。
もしあの時トイレに行かなかったら運命は変わっていたのだろうか?
そしてそんな失恋ラッシュに突入した時に出会ったのが今の彼女である。
次回「彼女との出会い」