「メリーはただのともだち」について

私が初めて聴いたのは小3の頃、祖父母の家でキテレツ大百科の再放送を見た時だ。

テレビでたまたまやってるから観るくらいの感覚だったが衝撃を受けた。

アニメの内容まで覚えている。
とんがりとコロ助が勝手に亀甲船を使って制御不能になり、百人力という道具を使ってキテレツが引き上げるという話だった。
物語も一件落着となった後、トイレに行こうとした私は衝撃を受けた。

なんだこのレトロで胸にブッ刺さってくる曲は!?

まだ母や叔父の部屋が残っていて昭和を感じる祖父母の家でノスタルジックというものを知った。

夏の特別感、古い畳の匂いや部屋の暑さ、それらがキテレツと結びついた瞬間だった。

閑話休題

ポップな雰囲気だけど内容は子供向けじゃないところに惹かれました。と言うわけで自己解釈します。

「いいさメリー 今夜は
ほかの誰かを 誘うから
気にしないで Oh my girl
彼に逢いたいなら」

早速デートの誘いを失敗しています。メリー(好きな子)には好きな相手がいるのでしょう。それを理解しながら笑って大丈夫!って言っている主人公が浮かびます。悲しい

「涙の Ticket スタジアム Lonely
君じゃなければ Baby のらないくせに
顔では Yeah, yeah 笑っても Yeah, yeah
心で泣いて Baby」

主人公の悲しみがわかりますね。わざわざ一緒に行くためにチケットまで取ったのに…仕方ないから1人でスタジアムに行きます。メリーの前では笑顔で取り繕っても心では泣いています。

「Please don't break my heart」

お願い失恋したくない。これが本心です。


「いいさメリー Oh good luck
彼のリードは ご機嫌さ
楽しみなよ You can dance
ドレスアップしてさ」

また冒頭のシーンに戻ります。
メリーに対して気をつけて!あいつ今日元気だからドレスアップして楽しんでね!と言う主人公。


「もしや Midnight 電話来るかも Come back
受話器を抱いて Sleepin' さまにならない
勝手に No, no 振られちまった No, no
答えはいつも Baby」

もしかしたらメリーから夜中に連絡がくるかもと期待して受話器を抱いて寝ます。
しかし連絡が来ず、勝手にフラれちゃった?と妄想して悲しんでいます。
Babyはメリーを表しています。真実はメリーだけが知っているという事ですね。

「Please don't break my heart
Oh please, Oh please
Don't break my heart」

ここは本心です、本当にフラれたくないみたいです。

「けれど メリーはただの トモダチ」

主人公の精一杯の強がりに感じます。
(好きな子?な訳、ただの友だちだから)って友人に強がっている主人公が浮かびます。


「いいさメリー 今夜は
ちょいと気分が 悪いから
聞かないで Don't ask me why
眩しくなった君」

時間が進みました。
主人公はメリーからの誘いを気分が悪いと言って断ります。もしかしてメリーが彼と付き合った事を知っているからですかね。付き合っている人がいるのに誘われるのは僕に興味がないから?
そんな想像をしてしまいます。
眩しくなった君は彼氏ができて今まで以上に美しく変わってしまったメリーの事ですかね。

「もしや Midnight 電話来るかも Come back
受話器を抱いて Sleepin' さまにならない
勝手に No, no 振られちまった No, no
答えはいつも Baby
Please don't break my heart
Oh please, Oh please
Don't break my heart」

まだ期待している主人公の描写ですね、メリーの事が好きすぎてまだ頭から離れません。

「けれど メリーはただの トモダチ」

出ました最後の強がり、友達だからって言い張って言い訳していますね。本当は好きで仕方ないし冒頭の時点でフラれているのに、まだ付き合えるかもと期待していますね。


切ない曲でした。なぜ急にこの曲の話をしたかというと、この曲が今僕の心情とリンクしているからです。

彼女にフラれて未練たらたらな僕の惨めさと依存している感じ、もう返事も来ないはずの君に期待してスマホを持ったまま寝ている僕の心情とかなりリンクしていて泣いてます。
捨てないで、別れないでという彼女に対しての依存が消えないです。

文章にしたら気がハレるかと思って書きました。
あまり晴れなかったので、連投します。ではまた。

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