Love Sick 解釈

先日、アイナ・ジ・エンドの武道館ライブ、EndRollに行ってきました。そこで一番と言っていいほど度肝を抜かれた曲でした。

余談ですが、ライブ前に入場するアユニ、リンリンとすれ違ってテンションが上がりました。

では解釈

「患わせて 乾いちゃう予感がするわ
声を聞かせて 壊れちゃう私 まさか妖?」

愛を渇望している主人公、愛がないと幸せを感じない、彼の声がききたい。と壊れそうになっています

「もう散る? 消す me? 形真理(かたまり)に嫁す身
もう散る? 消す me? 妖と化す身」
ここは空耳で消す me?がkiss me?に聞こえます。キスされなくて愛を求める妖になってしまいました

断 絶 断 断 絶 断 絶 断触魑魅
Don't touch meに聞こえます。触ってくれないならもう触って欲しくもない様子。

私を剥がしたんでしょう
愛なんて便利な名前をつけて触れて
心が満たされた そう あなただけ

好きな相手に逃げられたんですかね。あなたの事が好きだから触れたいと言って触れた。その後に捨てられたか、連絡が取れなくなった。所謂ヤ◯捨てですかね。私はあなたのために全てを見せたのにあなたがいないなら私は満たされない。愛してよ。


「Love sick, love sick, love sick ねえ 追いかけてLove sick, love sick, love sick ねえ
光を求めて捨てたもの 秤で測ってみてごらん
あなたは変われた? 乾いた?
憂き世に嘆く あからさま病」

love sickはそのまま恋煩いと訳すにはふさわしくないほど、捨てられた絶望感や私をみて、触って
愛してよ!という悲しみを感じます。
その状態で彼を追い求める主人公は妖にしかみえないですね。
歌詞に出てくるあなたは主人公を利用して光を得ようとしたんですかね。秤で測るのは光と捨てられたもの=主人公だと思います。
主人公を捨てたことによってあなたは良い様に変われたのか、捨てた主人公への愛情を渇望しているのか問いています。

No no no mononoke (甘い病)
No no no mononoke (甘い病)
あからさま病
No no no mononoke (甘い病)
No no no otodoke

「私らしくいられない予感がするわ
(Perfect, perfect, perfect, perfect)
世界に寂しく取り残されて見えた
愛たらし (Perfect, perfect, perfect, perfect)」

あなたを追い求めるあまり自分を失っています。
客観的に自分をみると世界にただ1人に感じ寂しくなっています。


「ぽっかりと開いたぬかるみ色の井戸に
私を苦しめる患いを捨てて」
ここは心に空いた穴の話ですかね、主人公はあなたがいない喪失感に自分を苦しめる病で埋めて変わろうとします。


新しい 新しい 新しい色 抱かせて
Love sick, love sick, love sick world

あなたではない他の誰かに愛されたい。あなたはもう私の前には戻ってこない事を悟った主人公は新しい相手を探します。
ライブではここのダンス、MASHさんとのやりとりが見ていてかなり辛かったです。本当に愛を求めて叫んでいる女がそこにはいました。

「光を求めて捨てたものばかりが永遠 (とわ) を喘いでる
わたしは変われた? 壊れた?
ひとりにして The end of the end」

光を求めて捨てたもの=主人公やあなたとの時間が喘いでいます。苦しいです。次に進もうとする主人公は変われたのか壊れたのかわからなくなります。とりあえず今は1人でいたい様です。


心の泪が踊り出して 苦しみが濡れて 哀に花が咲いた
でも死ぬまで患っちゃうかな いつかは笑えちゃうかな
愛せるかな

愛に対して悲しみしか感じていない主人公です。
死ぬまであなたの事を思い続けるか、いつかは幸せになって笑える日がくるのか、それを引っくるめて愛せるのかな

あからさま病
No no no mononoke (Am I sick?)
No no no otodoke

剥がしても 剥がれないものを抱きしめて
壊れそう でも会えそう? ひどく甘い病

剥がしても剥がれないものは自分自身の殻ですね。
壊れそうな自分自身を殻に閉じ込めています。
多分新しい相手に会えそう?と連絡をしているのか、あなたと連絡がついて聞いているのかはわかりません。ひどく甘い病とあるのでもしかしたらあなたと連絡が取れて依存し切ったのかもしれません。


いかがでしょうか。
今の心情にかなり響いてしまいます。
元カノに対する気持ちが溢れて止まりません。
僕も新しい色を見つけないといけないのかもしれませんね。あと4曲くらいあるのでまた書きます。ではまた

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