時代劇(朗読劇)ひとごろし 感想
実は人生初生朗読劇でした
(配信で霧雨が降る森は見ました)
下鶴直幸さん(双子六兵衛役)
情けない臆病者の演技、はじめの日常の些細なことで驚いてるシーンで心を掴まれました。その後はタイトル通り「ひとごろし〜」と叫ぶシーンが多々ありましたが、ニュアンスの使い分けが素晴らしかったです。
特に、最初の本当の心からの叫びと、覚悟を決めた後の叫びで演じ分けされているように感じ取れました。
檜山修之さん(仁藤昴軒役)
舞台に出てきた瞬間、「あっ、これ勝てないわ」と思うほど存在感がありました。話し出したら、ドスのきいた低い声で怖カッコよかったです。後半につれ、六兵衛の策でだんだん弱る所の緩急の付け方、そして、最後に力を振り絞ったかのような、叫びは鳥肌がたちました。途中何度かマイクから離れた場所で演じられてたにも関わらず、はっきりと声が聞こえてきて、驚きました。
終演後のアフタートークでは、演技中の迫力のある姿からは一転、演者観客双方を楽しませる軽快なトークも披露してくださいました。
中島恵さん(およう役)
原作では、おようは途中から出てくる役目でしたが、ナレーションというより、およう視点で話しが展開するのか!と脚本にびっくりしました。
名前を呼んでほしいおようさん可愛かったです。
小原好美さん(かね役)
本日のお目当て!(推し!)
和装可愛い!
お兄様呼び可愛い!
お兄ちゃん大好きで大事にしているところが伝わってくる演技でした。
兄妹2人で暮らしてるとかいう背景踏まえた上でだろうからさすがとしか言いようがない。原作では最初に兄妹で話した後はエピロードで描かれるだけでしたが、ナレーションとして出番があって嬉しかったです。
武井和歩・井上歌奏子(助役)
時には街道の茶屋主人、時には番頭、時には藩の侍、助役の2人がいなければ成立し得ない物語。いぶし銀の活躍でした。セリフは短くとも、色々な場面、色々な立場を演じ分けるのは大変だったでしょう。個人的には武井さんのおじいちゃん演技好きでした。
↓
時代劇ひとごろし
最初は小原好美さん目当てだったのですが、檜山さんの存在感に持っていかれました。
朗読劇って素敵だな〜と思いました。機会があればこれからも行ってみたいと思います。
アフタートークショーでは、4日の公演の中で3チームあったとのことで、どの役者さんかで微妙な違いがあると話されていました。
DVD気になる〜!!(全部は買えないですが笑)
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