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【幼稚園】【保育所】【子ども園】行事がいっぱいの2学期!やることに追われずに、楽しい保育は必ずできます!

 2学期のスタートですね!
2学期は行事が目白押し。まず新学期は、登園を渋るお子さんもいますね。


 朝から涙なみだの子ども達に寄り添い、一人ひとりの子ども達の心身の健康状態の把握。出欠確認と昼食のアレルギー除去食の確認、好きな遊びや季節の遊び、
行事につながる遊びや活動などなど。目まぐるしい1日です。


 子ども達がお昼寝中や降園後には、職員会議や学年・クラスの打ち合わせ。
一緒に保育に関わる先生方(正職員・非常勤職員・パート職員など)と、子どもたち一人ひとりについての育ちや学び・遊びの方向性の共通理解。(←これがめちゃくちゃ大切!)


 そして、子ども達の遊びや育ちの観察に振り返り、明日以降の保育計画作成。
保育室の壁面製作に遊びの環境設定。数えきれないほどの仕事が待っています。


 子どもは大好きだし、保育の仕事にもやりがいを感じているけれど、
「保育、うまく回っていないような気がする」「保育のセンスがないのかも」と、少し自信のない保育者の方へ。
安心してください!大丈夫です!

大切なことは以下の3つです↓↓

⑴正直でいること。誠実であること。
⑵保育計画は「長期」「中期」「短期」を持っておく。(準備は早め早めに)
⑶とにかく話す。(子ども達と、周りの先生方と、保護者の方々と)

 具体的なテクニックや保育案などのお話からは外れてしまうかもしれませんが、
子ども達や先生方と生活を共にして保育をしていくのは、素のあなた自身です。


 1人の人間としてありのままに存在することが、全ての保育の根本になっていますから、気持ちの持ちようや健康な身体は、根っこの部分としてとても大切なのです。
(もし、ありのままのあなたでいられない職場におられて、自信をなくされているのなら、その環境からあなた自身を助け出してあげましょう!それも、自分自身に誠実であるということです!)

【筆者の自己紹介】
 私は、大学卒業後、約13年間(育休も含む)公立幼稚園・子ども園で幼稚園教諭(保育教諭)として保育に携わっていました。育児に専念するために退職したのが12年ほど前になります。

 新任で年長児クラスを担任し、やりがいのある保育のお仕事、子ども達との充実した毎日でしたが、私はしょっちゅう園長先生に怒られていました。

 私は要領が悪くてのんびりペースなタイプで、テキパキとした先生ではありませんでした。なので、園長先生も何とかして私を育ててくれていたのだと思います。

 何年経っても、いつまでも要領の悪いままでした。「私には保育のセンスがないんだ」と自信の持てない毎日でしたが、子ども達にも、保護者の方々にも、先輩同僚の先生職員の方々にも、常に誠実であろうと努めました。


 退職して10年以上が経ち、我が子も大きくなりました。これまでに保幼小中高と様々な先生方に大変お世話になって、保護者の立場になって今思うことは、
「誠実な(誠実であろうとする)先生が一番いい!」ということです。


 この記事を読んでくださっている保育者の方の中にも、実際の保育現場で自信を少し失って2学期を迎えようとしている方がいらっしゃるかもしれません。
 思いきって言います!大丈夫です!

 子ども達一人ひとりに素晴らしい個性と才能があるように、保育者の皆さまにも、まず1人の人間として個性があります。素晴らしいかけがえのない個性です。 

 そして、保育は1人でするものではないのです。(保育現場はどこも人手不足と思われますので、園の規模や人的環境によります。お1人、少人数で頑張られている先生方もいらっしゃると思います)学年や園全体で子ども達の育ちを見ていくものですから、色々な個性の先生達と関わることが、子ども達の豊かな社会性の原体験となるのです。


 次回は、上記の⑴〜⑶について少し詳しくお話ししたいと思っております。


 保育・教育の現場は実践研究がとても盛んで、先生方は常に勉強熱心です。

 保育を取り巻く環境も日々とても進歩していますので、私の発信内容は結構古い話になってしまうかもしれませんが、保育のお仕事の本質的な部分は変わらないのではないかと思うので、こちらで発信させていただきます。少しでもご参考になれば嬉しいです。

 お読みいただきありがとうございました。
日々保育を頑張っておられる先生方を、心から応援しております。
無理のないよう、健康第一でお過ごしください!

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