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インドは別格②

インドに疲れネパールに避難したけど、刺激が足りなくてすぐにインドに戻った有朋の首領(ゆうほうのどん)です。

インドは嘘つきばかりの国ですが、面白さはぶっちぎりで世界一です!


今回もインド人の嘘つきっぷりを紹介します。


AM5:30
ジャイサルメール駅に到着した列車に、ホテルの客引きが入ってきて、寝ている私を起こします。


「今日のホテルは決まっているか?」
「決まっていないなら、バイクで送ってやるからAホテルに泊まろう!」

どうやらコイツはAホテルの客引きのようです。
※Aホテルは地球の〇き方の1番最初に出てくる日本人バックパッカーが行きがちなホテル

昨晩、ジョードプル発の寝台列車に乗ってキャメルサファリをする為にジャイサルメールにやってきたのですが、私は事前にBホテルが安くてキレイだと、ジョードプルで知り合った日本人に教えてもらっていました。

私「Bホテルに泊まるから大丈夫」
客引き「じゃあBホテルまで連れて行ってやる」

私「お前に連れていかれるとマージン乗っけた料金になるからイヤだ」
客引き「心配するな」

私「マージン取らない?」
客引き「心配するな」

私「本当にマージン取らない??」
客引き「心配するな」

全く会話が成り立ちません。。。


劣悪な環境の寝台列車で、ほとんど寝れず疲れている私は、駅からホテル街まで遠いので、とりあえず送ってもらってから考える事にし、バイクの後ろに乗りました。


しばらくしてホテルに着いたのですが、客引きに連れられ到着したホテルはAホテルでもBホテルでもなく、なんとCホテルだったのです!

嘘①
そうです、実はコイツCホテルの客引きで、最初からここに連れて来る気だったのです!
日本人バックパッカーならみんな知っているAホテルの名前を出して騙そうとしたのです!


いい加減にしろよ!と私は怒りましたが、とりあえず部屋を見ろとウルサイので、仕方がないから部屋を見ると、まさかの広くてキレイな部屋で、値段もまぁまぁ安く、ここに泊まる事にしました。(結果オーライ)

さぁ部屋で少し眠ろうと思ったら客引きが、今からキャメルサファリに行かないかと言います。
私は今日は眠いから明日のツアーを手配してほしいと頼むと

客引き「お前は日本人だろ?今日のツアーの参加者は日本人で美人だぞ」


なぜ会ったばかりの私の弱点(女性大好き)をコイツは知っているのでしょうか?


私は3日分の部屋代とツアー代を払い、本日発のキャメルサファリに参加することを決めました。


AM8:00
集合場所に行くと大学生の男の子(Uくん)が1人いました。
挨拶と自己紹介をすまし、女の子も参加するらしいねと言うと

Uくん「僕一人だけって聞いてたんですけど」

?!


しばらくするとガイドらしきインド人がやってきました。

私「女の子の参加者もう1人いるよね?」

ものすごく間があいてから
ガイド「体調不良でキャンセルした」

嘘②
女の子の参加者なんて最初からいなかったのです。
Uくん曰くホテルに日本人は他にいなかったし、そもそも今日は1人だと思っていたそうです。
ツアーを2日に分けてやるより、まとめてやった方が効率的なので、私は無理矢理ねじ込まれたのです。


AM9:00
まずは車で砂漠の入口?まで行き、そこからラクダに乗って砂漠を移動します。

最初は楽しかったのですが、景色はずっと同じだし、めちゃくちゃ暑いし、寝不足でフラフラ、かなりしんどかったです。

ずっとラクダに座っていてケツの皮が剥けました。

夜は砂漠にタオルケットを広げて、そこで寝たのですが今まで見た星空で1番キレイでした✨

ツアー自体はそこそこ良かったです。


翌日のお昼にホテル戻ると、なぜか昨日見た部屋とは違う部屋に案内されます。

ホテルの従業員に、昨日の部屋は他の客を泊めてしまったので悪いけどこの部屋でガマンしてくれと言われます。

案内された部屋は狭くて、汚く明らかにグレードが違います💢

嘘③
昨日見た部屋は料金が高い部屋で、最初から泊まらせる気はなかったのです。
不動産屋のダミーの部屋と同じですね。
部屋代を先払いにしたのは、キャンセル出来ないようにするためでした。



ジャイサルメールではヒドイ目に遭いましたが良かったこともあります。
それはツアーに一緒に参加したUくんに会えた事です。
Uくんとは帰国後もしばらく交流があり、Uくんの住む大阪まで会いに行き、彼の大学に潜入して一緒に講義を受けたのは良い思い出です。


この記事を書くにあたり当時の日記を見返したのですが、めちゃくちゃ文句が書いてありました。

20年前の日記
字が汚い、、、


でも

こんな目に遭わされてもインドは大好きですよ!!

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有朋の首領
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