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海外旅行にタダで行く方法※オススメしません

実は過去にホストをやっていた事がある有朋の首領(ゆうほうのどん)です。

知っていましたか?別にイケメンじゃなくてもホストってなれるんですよ。
※まぁ私はイケメンだったのですが


当時、無職で毎日麻雀をしていて、ヒマだ、ヒマだと同卓者に言いまくっていたら常連のホストクラブのオーナーが、そんなにヒマならウチで働くか?と声をかけてくれました。

もちろん未経験だし、夜に働くの面倒くさいなとは思いましたが、イヤになったらいつ辞めても良いよと言われたので、ノリでホストをやってみることにしました。


歌舞伎町とかではなく、田舎のホストクラブだったので結構ユルユルでした。


勤務初日、どう見てもかなり年下のブサイクな先輩ホストのTにタメ口でお店のルールや仕事、ホストの心構えを教えて頂きました。

この時点で、ホストは1ヶ月で辞めようと心に決めました。

まず最初の2日間は、他の新人ホストと一緒にキャッチに行かされました。

私は知り合いに見つかったらイヤだなと、全然やる気が起きなかったのですが、相方の新人ホスト(ブラジルとのハーフ)はガンガン声をかけていました!

しかし2日間でお店に連れて行けたのは一組だけ。やっぱり楽な仕事ってないんだなと感じた2日間でした。

それからしばらくは、掃除やドリンクを運んだり、おしぼりを出したりとキャバクラの黒服と変わらない仕事ばかりさせられていて、これはホストしてるって言えるのか?と疑問が湧いてきた頃に、ついにヘルプにつかせてもらえる事になります。


初めてヘルプについた私に、優しいイケメン先輩ホストのRさんがどんどん話を私に振ってくれ、お客様の一人が私の海外旅行に行きまくっている話に食い付きました。

そして来月、旅行に行くつもりだけど、まだどこに行くか決まってないからH〇S(某旅行代理店)に一緒について来て欲しいと言われました。

私はRさんに視線を送ります。
Rさんは静かに頷きました。

Rさんのお客様のお連れでRさんを指名しているわけではないので、首領お前がいっちゃって大丈夫だよって事でした。

その日は何組かヘルプに付きましたが、お酒を作るか、タバコに火をつけるか、一気飲みさせられるかで、お客様と話す事はほとんどありませんでした。

Rさんスキ!


2日後、HI〇にやって来たお客様(以後Pちゃん)と私。

今日のプレゼン次第では次回、指名してもらえるんではないかと私は気合が入っていました!

Pちゃんは長時間のフライトはイヤだから近場だとどこが良い?と私と担当者に聞いてきます。

私はPちゃんにタイを勧めました。
料理は美味しいし、観光スポットが多く、コンビニがたくさんあるので、アジアの中では割と快適に旅行できる国だからです。

Pちゃんは担当者に

「タイに1週間、2人で手配して」

とあっという間にタイに決めてしまいました。


私はPちゃんにどなたと行かれるんですか?と聞くと、衝撃の回答が

アナタよ、決まってるじゃない


えっ?

えぇ〜! 決まってるの〜?!



流石に驚きましたが、これってタダで旅行に行けるってことやん!

当時の私は今と違ってイケメンだったので、流石オレ、結果出すの早っ!!って思ってました。


タダで行けるとなるとタイは何度も行った事があるので、私はタイじゃないところに行きたくなります。
Pちゃんにタイで1週間は長いから、別の国も行こうと提案します。

担当者にタイからのアクセスをいろいろ調べてもらい、日本→タイ(3日)→グアム(3日)→日本で仮スケジュールを組んでもらいました。

Pちゃんは私と旅行に行ければ、どこでも良い感じだったので、即決となりました。


翌日、私がRさんにPちゃんとの旅行の件を話すと、絶対におもしろいネタを帰国後に聞かせろよなと応援してくれました。

やっぱRさんスキ!




翌週、バンコクに着いた私とPちゃん

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