【カジノ⑥】お金がなかったアホな友人
日本にカジノができたら破産する自信がある有朋の首領(ゆうほうのどん)です。
何度も言っていますが、絶対に日本にカジノは作らないでください!
私はカジノに行くといつもルーレットをやります。
実際に回っているルーレットの横で現物のチップを賭ける以外にも、映像を観ながらタッチパネルで賭ける方法もあります。
私はこっちの方が落ち着いて賭けられるので好きです。
ちなみに、以前ルーレットでイカサマはあるのか?ってテーマで書いた有料記事を、タイムセールで今月いっぱいは半額にしているので、良かったら読んでください。
ある日、友人のYくんとカジノに行ったのですが、Yくんは今日はお金がないのでちまちま賭けるわと言いました。
先週ぼろ負けしてたもんな~
カジノではどのゲームもミニマムベット(最低賭金)が定められています。
貧乏人に毎回1円とか賭けられて、長居されちゃ困りますもんね。
※反対のマックスベット(上限)もあります。
ニュージーランドに住んでいた時、私がよく行っていたカジノのルーレットのミニマムベットは1点賭けは2ドル、赤黒などの2択は5ドルでした。
早速2人でルーレットを始めます。
賭ける時はまず、2ドル、5ドル、10ドル、50ドル、100ドルのチップのボタンを選択してタッチします、次に賭けたい場所をタッチします。
例えば数字の3に10ドル賭けたい場合は、10ドルチップをタッチした後に、3をタッチすればOKです。
私は10ドルを選択した後に黒を1回タッチし、今度は5ドルを選択してもう一度黒をタッチします。これで黒に15ドルを賭けた事になります。
さてYくんはどこに賭けたのかなと隣を見ると、てっきり毎回1点賭けで2ドルだけ勝負するのかと思ったら私と同じく黒に10ドルを賭けていました。
お金がないって言ってたけど、10ドル賭けるって余裕あるなと思ったのですが、そこで違和感に気づきます。
黒だけではなく赤にも9ドル賭けてあったのです。
※5+2+2=9で賭けた
あっこれはイカンと思った時にノーモアベットのコールが入ります。
Yくんは得意げに言いいました。
これなら黒に実質1ドル賭けられるから長く遊べるやろ!
賢明な読者の皆さんはオチがわかったと思いますが、最後までお付き合いください。
確かに黒が出れば+1ドル、赤が出ると-1ドルです。
ミニマムベットの2ドルより安く賭けられるし、1点賭けではなく2択に賭けているので当たる確率も高いです。
しかしYくんは気づいていなかったのです。
0が出た時のことを。。。
赤と黒に賭ければどちらかが必ず当たると勘違いしていたのです。
そして悪いことは重なります。
無情にも球は0のポケットに吸い込まれます。
私は15ドル、ちまちま賭けるつもりだったYくんは19ドルを失います。
ちなみに赤に5ドル、黒に6ドル(2+2+2)賭ければ11ドルで済んだんですけどね。