第8話 チェンマイ到着!
無事チェンマイ行きの飛行機に乗り、約1時間のフライト。
あっという間に到着です!
よし、荷物ピックアップしよー
やっぱり日本人少ないなぁ〜 あっ、でも居た!
若くて綺麗な日本人女性!
んっ⁉︎ この雰囲気・・・ひょっとして・・・
その時何故か、この人も同じスクールじゃないかなぁ〜って感じました。
荷物をピックアップして出口に向かうと、タイ人男性がスクールの名前が書かれた紙を持って立っていました!
あ〜 お迎え~!
「宜しくお願いします!」
「ヨロ・シク・オネガイ・シマス」
満面の笑みと、たどたどしい日本語で答えてくれました。
「アト・フタリ・キマス」
「スコシ・マテ・クダサイ」
そっか。
僕だけじゃないんや。
しばらく待っていると・・・
あっ、やっぱりあの女性!
直感ビンゴ!!
「やっと日本語が話せますねぇ〜」
「ほんとですねー」
なんか落ち着く・・・
日本語が話せることを喜びながら、あと一人の到着を待つこと約1時間・・・
・・・来ない。
さすがにお迎えの方も満面の笑みは消えていました・・・
そうこうしているうちに、最後の一人到着!
これまた若くてかわいい女性!
何かトラブルがあったようです。
でも無事でよかった!
移動は「ソンテウ」という乗り合い自動車。
「ソンテウ」とはタイ語で「2列」という意味。
荷台に2列に向い合せに並んだベンチと屋根がついたトラックです。
僕たちはその荷台に案内され乗車。
中には屋根に手すりが付いています。
もう何もかもが新鮮!
いざ出発〜!
ガタンッ!!
ドスン!!
お〜〜〜 結構スピード出すねぇ〜!
振動で胃下垂になるわ!
手すりを掴んでないと荷台から落ちそうです!
何キロで走ってる!?
あまりにも振動が凄いので、荷台の小窓から運転席を覗いてみました。
えぇ!? メーター0から動いてない!
壊れとるやんけー!!
恐るべしタイの車事情・・・
壊れててもへっちゃらなんですね・・・
スクール生だけですが、一応乗り合いバスなので、色々なところで停止します。
着いたところは
「ワットプラシン」
チェンマイでは有名で綺麗なお寺。
CLSスクール生の乗り場になっているようです!
そこにはすでにスクールで勉強している別館寮の日本人生徒の皆さんが待っていました。
「どうも初めまして〜」
皆さん気さくに話しかけてくれる。
タイではニックネームで呼び合うのが風習らしいので、僕は
「ヒロです」
とご挨拶。
中には男性の姿もありました。
僕たち新人を気遣って話しかけてくれたその男性は、年齢は一つ下のあごひげを蓄えたイケメンです!
良かった〜
内心、女性ばかりだったらどうしようと思ってたんで、安心しました。
この男性は1ヶ月コースらしく、もうタイでの生活は慣れているようです。
みんなで色々とおしゃべりしているうちにコンビニと小さな屋台の前で車が停まりました。
寮に帰ってのオヤツ調達みたいです。
時間はもう夜中、僕たち新参者の三人は食事してないので、屋台でテイクアウト。
カオマンガイ的なやつかな~
35バーツ(約113円)めちゃ安い!
早く食べたい!
しばらくして宿泊する寮に無事到着。
芝生に木々が茂る中庭のある、いかにも南国っぽい場所!
一人につき一棟のコテージです!
最高やん!
「アノー」
運転手さんが僕に近づいてきます・・・
「ゴメンナサイ・オヘヤガ・ナイデス」
はっ⁉︎
よく意味が分かりません。
この人は何を言ってるんでしょう?
「オヘヤ・ナイデス」
どうやら、僕が止まるはずだった部屋の方が延泊したらしく、僕が宿泊できないようです。
ん〜この適当感、タイっぽい・・・
「僕はどうしたらいいですか?」
「アノ・ヒトノ・トコロニ・トマテ・クダサイ」
見るとあのイケメン男性のコテージ。
一人で広〜いコテージに泊まっているらしく、二部屋あるので、その空いてる部屋に泊まれと・・・
改めてご挨拶をして、部屋に案内してもらいました。
なんか申し訳ない・・・
そこは、9畳くらいの清潔な広い部屋に、大きなダブルベッド、室内にシャワーとトイレ!
めちゃ良い部屋やん!!
広い部屋を物色し、ふとトイレを見ると便器の横にゴミ箱と謎のシャワーノズル・・・
なんやこれ!?
タイでは、下水が日本のように整備されていないので、紙は流せないそう。
シャワーノズルでお尻をシャバシャバ!
拭いた紙はゴミ箱にポイ!
プチ潔癖な僕に耐えられるだろうか・・・
荷物を片付け、リビング的なところにテイクアウトしたカオマンガイを持って行くと、隣のイケメン男性が
「飲みませんか?」
と緑色のビン。
タイのビール
「ビアチャーン」
でした!
お言葉に甘えて一口・・・
美味い!
アッサリしていて、タイのお料理にはピッタリです!
すっかりハマってしまいました。
そしてカオマンガイも美味い!
ご飯に鶏肉が乗ってるだけなのに美味い!
タイ、結構充実です。
カオとビアチャーンをやりながら、寮での過ごし方や、スクールでのことなどを色々と教えてもらい、次の日に備えてシャワーを浴びて寝ることにしました。
ベッドに入りしばらくすると・・・
続きはまた次回。