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似ている考え方をしていてもうまくいくとは限らない

ちょうど部活のことを思い出していた。

私は副部長だった。副部長の役割は、部活のメニューを考えることであった。

最初のうちは、自分で考えたメニューをやれるのが嬉しくてメニューを考えることは全く苦ではなかった。

だが、次第に行き詰まっていった。

だから、他の部員とメニューを話し合うようになった。(なぜ部長と話し合わなかったのかは追々)

その部員はおっとりした人だが、部活へのやる気はあり、自分からメニュー考えようか?と言ってくれるような人だ。

だから、その人と話し合ってメニューを決めるようになったのだが、意見が食い違うことが多かったように感じる。

私はもう少し辛いメニューでもいいかなと思っている時でも、相手は辛いからもう少し抑えるか、というようなことが多く、その度に私はモヤモヤしていた。

でも相手も善意で考えてくれてるのだと思うと、なかなか自分の意見をはっきり言うことができなかった。それは、相手も同じだっただろう。

意見をぶつけ合って相手との関係が悪くなるくらいなら相手の意見を聞いておこうと、多分どちらもそう考えていたと思う。

自分を押し殺す回数が少なければ、それでも不満はそこまで溜まらなかっただろう。

でも、押し殺す回数が多すぎた(笑)

だからどんどん不満が溜まって、2人とも自分だけで動くようになっていってしまった。ここでも2人とも不満を言わないから、表面上は穏やかなままだったけれども。

ここまでの話で、私と相手の
相違点は、「メニューに対する意見」

共通点は「自分を押し殺す」ことと、「意見が合わないなら自分だけで行動しようとする」

ことだろう。

1番大事な「メニュー」に関して意見が違っていたのに、どうでもいいような性格部分で似通ってしまったがために、お互いにうまくメニューを組んでいくことができなかった。

お互いに似たような考え方を持っていても、うまくいくとは限らないんだね。

じゃあどうしたらよかったのか、今でも悩んでいる。あなたの意見を教えてください。

                終わり

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