【旅行記】金沢（2022/11/8-9）
最初の投稿やプロフィールでも触れている通り、旅行記も綴っていこうと思います。
休職に入ってすぐ、金沢に1泊2日の旅行に行くことになった。
2021年の年末、パートナーであるYと金沢旅行を計画していたのだが、折悪くその頃に大寒波が襲来し、大雪のために北陸地方の交通が数日にわたって寸断された。その結果、目的地を広島に変更したということがあって、いつか日を改めて金沢に行きたいねと言っていたこともあり、私を元気付けるためにYが急遽平日に休みを取り、金沢旅行に誘ってくれたことに感謝している。
【１日目】
大阪駅から特急サンダーバードに乗り、３時間足らずで金沢へ。
着く頃にはすっかりお昼を回っていたので、駅前のフォーラスで適当にお昼を済ませ、早速市内観光へ。
■茶屋街さんぽ
市内観光バスには乗らずに、ぶらぶらと金沢駅から近江町市場を通って、住宅街を抜けた先にある浅野川に沿った崖のような階段を下ると、風情のある格子戸の連なる茶屋街へ出た。まるで急にタイムスリップしたかのような非日常感があって、金沢には何度も来ているが改めて良いなぁと思った。
■KAMU KANAZAWA
茶屋街を散策し、そこからバスに乗って繁華街である香林坊まで。
「KAMU KANAZAWA」に行くことが目的。instagramでよく見かける、螺旋階段が見たかったのだが、この美術館は香林坊周辺にいくつかの会場に別れて他にもアートの展示を行っているということを初めて知った。
メイン会場にはこの螺旋階段以外にもいくつかの展示があるのだが、香林坊の近くの繁華街の裏手に入ったわかりにくい雑居ビルなどにある展示作品を求めて、地図を片手に結構な距離を知らない街を散策した。
大きな木が真っ暗な部屋に逆さまに吊るされていたり、艶かしい唇が小さなバーの全面に貼り廻らされていたり・・・となかなかに刺激的なアート空間巡りが楽しかった。
展示会場を探す途中に、武家屋敷エリアを通ったり、老舗資料館を覗いたりとアート以外の金沢の伝統にも触れることができたが、とにかく歩き回って疲れたので、最後は甘いもの補給に東急スクエアへ。以前たまたま立ち寄った雑貨屋の中に石川県の地元食材などを使用したジェラートがイートインできるところに行きたくて。
■兼六園と月蝕・天王星蝕
甘いものを補給して回復したのちに、ようやくホテルへチェックイン。
そのまま動きたくないくらいに疲れていたが、晩ごはんを食べに出かけるついでに、バスに乗ってこの日夜間無料開放していた「兼六園」へ。
これまた、たまたま月蝕・天王星蝕が重なった日であったため、無料で入れた兼六園からそれを眺めることができたという奇蹟。
■夜の21世紀美術館
滅多に起こることのない天体ショーを兼六園で楽しんだ後は、21世紀美術館の外側のアート作品を見に。夜になるとライトアップされてすごい綺麗なのだが、あまり人もいないので、昼間に来るよりも断然オススメだと自分では思っている。
この後、香林坊まで戻って海鮮を食べて、尾山神社を通ってホテルに戻り、大浴場で暖まってから朝まで泥のように眠ったのであった・・・。
【２日目】
素泊まりだったので、朝から喫茶店へモーニングを食べに。
近江町市場の近くの東出珈琲店へ。トースト以外に、前回売り切れで食べられなかったプリンを注文した。硬めのしっかりした自分好みのプリンでした。
■金沢城
そこから通りがかったパン屋でパン買ったりしながら金沢城までさんぽ。
快晴の中、広々としたお城の広場ではしゃいでみたりしたのだが、こんな青空の下ではしゃぐなんていつ振りだったのだろうか。久しぶりに心の底から笑った気がする。
■21世紀美術館
そうこうしていると、web予約していた21世紀美術館の入場時間となったので、美術館に向かう。有名なプールの展示はすでに数時間待ちであったので、そこは諦めて他の展示を鑑賞することにした。
じっくりと展示の鑑賞を楽しんだ後は、早々に金沢駅に移動して、おみやげを購入して再びサンダーバードに乗って大阪へ。
まだこの頃は、休職したてということもあって、どこか休むことに罪悪感や何やってんだろうという空虚感に苛まされていた時期ではあったが、全て事情を知っているYと何も考えずにリラックスして久しぶりの旅行を楽しむことができた。
ただ、帰宅してからは反動で2日くらい肉体的精神的にグッタリして動けなくなることになったのだが・・・😅
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