私は私を好きなだけ

好きな人と一緒にいてうれしいのは
とことん好きになってもらってかまわないから。

カッコつけて悪口言ったり
スカした態度とってみたり

余計に好かれまいと
嫌われる行動をとらなくてもいい

思いきり、
私が笑いたいタイミングで笑っていいし
やさしい言葉ばかりを使っていい

動物に話かけていいし
どんなくだらない提案や
どんなくだらない笑いだって一緒に楽しんでいい

かわいい洋服を選んでいいし
化粧を頑張ったっていい
媚びた笑顔で甘えても許される

あなただけ特別に好きだよと
誕生日プレゼントを渡したり
なんでもない日にお菓子をあげてもいい

今日もかわいいね
今日もすてきだねと
思うままに伝えても問題ない。

とことん好かれてかまわない安心感のなかで過ごせる時間は他のどんな時間より私をいやす

だから好きな人と一緒にいることはうれしい。

なのに行きすぎると
今度は嫌われたくなくなって
他の人たちと同じよう振る舞うようになって

いや、でもこっちが私の本性な気がするけどなーなんてひねくれたこと考えて

いつのまにか一緒にいるのがうれしくなくなって
きらいな自分を見るのがいやで距離を置く。

いつも相手を好きだと勘違いして私は私を好きなだけ。

そんな自分を目の当たりにするのはとても苦痛なので好きな人と一緒にいるうれしい時間を捨ててでも、私はそれを回避したい