空からの祝福
これは2013年の不思議な出来事の記録。
少し手直ししたが、ほぼ当時のままお届けします。
僕の中でなにかが分かりかけている。それは思い出す、というほどクリアなものではないけれど、直観がぼくに囁きかけているのだ。
2013年9月1日
ならまちのカフェ『にこちゃん堂』での、地球をテーマにしたアルバム『GAIA』発売記念ライブを無事終えて、たくさんの楽器や機材を車まで何往復もして、そろそろ帰ろうとした時。ライブに来て下さっていた参加者の方3名がまだ残っていて、駐車場で空を見ていた。
時間は夜の7時半ごろだろうか。
予定では夕方には撤収するはずだったのだけれど、たっぷりやったライブの後の楽しいカフェタイムもあり、こんな時間になってしまっていた。
『さっきから空が光って動いてるんですよ』
宮崎の知り合いの男性がたまたまタイミングがあって、この日のライブに来られていたのだ。彼はGAIAというお水をこれから世に広めようとしているらしい。ワクワク心に負け、共演者の璃音(りね)さん含め5人で空を見ることになった。
空は一面雲に覆われていて、西側の空高くにぼんやりと光の筋が縦に光っている。もうすぐ新月のこの日は月はないはずだ。雲の上に光るものがあるんだろうか。
しかし、しばらく見ていてもなにも動かず、そういえば少し動いたような気がするという程度だった。
『そういえば僕たちGAIAつながりなんですよね』
参加者の男性がそう言った途端、光が8つに分かれて飛び散ったのだ。それも完璧な角度、完璧な距離で円を描いて。
雲の上から丸い光が8つぼんやりと見えるだけだが、僕にはこれはとんでもないことに遭遇している確信があった。しかもその後、光は交互に飛び交ったり、信じられない動きをしてまたもとの場所に戻ったり、飛び散ったりを何回も繰り返していた。空は時折雨が降り、雷も光っている。
そのうち光は数字の『3』の形になり、『まさか369(ミロク)になったりして』と僕が冗談まじりに言うと、信じられないことに次に『6』と『9』の字を描き出したのだ!
まさかと思われるだろうが、僕たちは確実にそれを目にした。信じてもらわなくても結構だし、信じてもらおうとも思わない。しかし事実はSF小説より奇なり、なのだ。
そのとき僕は確信した。
これは偶然の出来事じゃない。きっと宇宙の人たちが僕たちを祝福してくれていると。
僕は喜びと感謝でいっぱいになった。その宇宙ショーを1時間ほど見ていただろうか。そろそろ帰ろうかと思ったころ、次第に一面グレーの空に雲が現れはじめ、もとの空に戻っていった。
僕の中で点と点が繋がりつつある。
天川とプレアデス。
天川は古代からシリウスやプレアデスの重要なポイントのひとつだと言う。あの宇宙船たちは、おそらく天川から来たと直観した。
そして、おそらく僕もずっと過去にその宇宙船に乗っていたんではないだろうか。つまり、プレアデスからこの地球に来たんじゃないかと。
数年前、はじめて天川神社へ訪れたとき、拝殿を見た瞬間、その風景を僕は何故か知っていた。その謎が今解けたような気がしている。そして、GAIAという作品を作ることがこの人生のひとつの目的だったんじゃないかって。
この日の前日8/31、僕は天川にいた。ご縁があって、プリミ恥部さんという宇宙マッサージをする方のライブで共演する為に。
思えば途中立ち寄った天川神社で蛇を見たところからなにかがはじまっていたのかもしれない。
ライブ後にしてもらった宇宙マッサージは、その後ご本人から『UFOの操縦法でマッサージ』していたことを知った。とにかく僕の中で詰まっていたなにかが取れ、すごい光がドーンと入ってくる感覚があった。その翌日のあの体験だった。
それからプレアデスの繋がりと言えば、
いつも一緒に演奏しているクリスタルボウル演奏家の璃音(りね)さんとの縁。
彼女は数年前、偶然僕のブログを発見して、何故か同い年の牡牛座というところにピンと来て僕のライブを見に来てくれたことが出会いのはじまりだった。他に子どもの名前が一緒だったり、彼女との共通点は多い。
プレアデスは牡牛座の散開星団。
そしてGAIAにも収録している『すばる』という曲。すばるはプレアデスの和名だけれど、僕自身なぜタイトルを『すばる』にしたのかずっと分からなかった。
当初はこの曲にはクリスタルボウルは入ってなかったのだけれど、クリスタルボウルと一緒にはじめて演奏したとき、カリンバとクリスタルボウルが幾重にも共鳴して、すごいエネルギーが出てきているのを感じた。
とにかくこの曲だけは他の曲とは違うエネルギーを持っている。そんなGAIAの中でも特に不思議な曲なのだけれど、今となっては璃音さんとの縁がプレアデスから来ていると感じている。ふたりともプレアデスに深く繋がりがあると。
しかし、もし過去そうだったとして、今は今だ。過去にとらわれることなく、僕はただ今やるべきことを楽しみながらやるだけだ。
ラクラクに、ワクワクに。
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