少子化なのに過熱する中学受験
子供が中学受験用の塾に通い始めて驚いたのが、少子化なのに受験者数が増え、お受験が過熱していることです。学校見学も、コロナ禍で制限しているせいか都内の人気のある学校はすぐ予約が埋まり見学すら行けません。
塾の資料を見ると
・1都3県の受験者数(私立・国立・公立中高一貫校)は約6万9千人で、5人に1人が受験。過去最多となった。
・1人あたりの出願校数は4.98校。塾の面談では、7校出願して5校受験して3校合格する「七五三」が理想です、とか言われました。
・平均実質倍率は約2.3倍なので、2人に1人しか合格を手にしていない
なぜこんなに過熱しているのでしょうか。
コロナ禍で、私立の対応(オンライン授業など)が早いのが分かったから?共働き世帯が増え、教育に投資するようになったから?自分が中学受験を体験した親が増えてきたから?
私は、なかなか「中受」の意味が見出せず。中学受験に向いているお子さんならよいと思うのですが、我が家のように、そうじゃない子に無理矢理、中受をさせる意味ってなんなのでしょうか。
基礎学力は重要だと思いますが、受験に費やす時間とお金があれば子供に別の体験をさせた方が良いのではつくづく思います。
2月から塾の新学期がスタートするので、今4年生の我が子は5年生クラスが始まります。多分、どこの塾も週3だと思いますが、熱心な家庭は塾+家庭教師や個別指導もつけます。我が家もそうですが…。そのことで、娘と夫の意見の折り合いがつかず、家族会議は一旦終了しました。
解決策が見出せず、今日もまた「教育移住」を1人模索してしまうママでした。
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