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私とアンティークプレートの出逢い
初めまして。
フランスアンティークプレートのお店を営んでいるgrenier seira と申します。
今日は自己紹介がてら
私とアンティークプレートの出逢いを少し書いていきたいと思います。
当時、介護施設で働きながら子育てをする普通のパート主婦でした。
フルタイムの頃よりも仕事の時間は短いし、働く日数も減ったのに
なんだか満たされない毎日。
その頃、Instagramがとっても流行っていてキラキラしたオシャレで
洗礼されている綺麗なお母さんたちに憧れてその方たちのマネをしたり。
カフェに行って素敵な写真を撮ってInstagramにPost。
ある日は、お花屋さんに行ってオシャレな毎日を過ごしているように写真を撮って
InstagramにPostして。
私はこんなブランドを知っています、子供にこんな服を着せています。みたいな
ニュアンスを上げていました。
でも、そんなある日なんとなく違和感。
気がついたのです。
内側を埋めるのではなく、画面に張り付いて外側ばかりを埋めているのかも。
あれ?私が好きなこと、やりたいことはこんなことだったっけ?
違うよな?もっと心躍る事がしたい。
画面の中だけは完璧なお母さん、幸せそうでいて本当は空っぽ。
そんな姿を子供に見せて、大人ってなんだかつまんなそう。
そう思われる自分は嫌。
どうせ仕事をするなら、自分が好きな仕事をやって
大変でも、苦しくても辛くても仕事をしている瞬間が輝いている
仕事をしている時間私が大好き!と思って仕事をしている姿を子供に見せたい。
日に日にそう思う気持ちは膨らんで行く中、ひとつのテレビ番組と出逢いました。
世界各国で活躍されるバイヤーさんを取り上げる番組です。
ちょうどそのタイミングでアンティークプレートのバイヤーさんの
特集をやっていました。
これが私とアンティークプレートの出逢いです。
その番組をみて、感じたことを今でも鮮明に覚えています。
何100年の時を得て届く、プレートたちは色褪せることなく 輝きを増して私たちをより豊かな気持ちにさせてくれる。
何よりも、ただ単純にコレクションするというより
過去に大事にしてきた人たちの想いを受け継ぎ、またその次の世代へと 受け継いでいく。
日本では、最近は安いけれどどれも同じようなデザインで
もし壊れても安価だからまた買えばいいやというような場面が多く見られると
感じていました。
でも、海外の方たちは古いものを選んで使う。
押し付けでもなく ただただ普通に日常として、
当たり前の風景としてそれぞれの生活にプレートを取り入れ(ひとつの例ですが)先代の方々の想いを受け継ぐことが馴染んでいる。
そのことが本当に素敵だと思いました。
使い捨てではなく、過去も含めて今に繋いで。
そして更には未来へと受け継いでいく。
そんな橋渡しをしたいと思ったのがキッカケです。
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アンティークプレートの世界は奥深く、私自身もまだまだ勉強中。
数々の窯元や歴史。
プレートに描かれている絵柄も当時の流行や季節などが描かれていて
そのバックグラウンドを知るたびに心がぎゅっとなっています。
憧れだけでは出来ないお仕事ですが、この仕事を始めてから
たくさんの素敵な方々と出逢い、大きな力を頂いています。
1人ではなく、周りの方々がいてくれたからこそこうして
アンティークプレートを販売することができる幸せを噛み締めつつ
少しずつですが、note でもプレートを紹介していこうと思っております。
ここまで、長くて拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
Instagramでは一足早く、商品が見られるで
ご興味ある方はぜひInstagramにも遊びに来てくださいね♪
https://www.instagram.com/grenier_seira?igsh=MWx0Mmwxd2UyM3NmNg%3D%3D&utm_source=qr
これから皆様に美しいアンティークプレートの世界を
ご紹介できることを楽しみにしています。
最後に南フランスのお写真を添えて♪
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