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【農業×副業】リモートでできる農業支援と成功事例

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みなさんこんにちは、Otanomiコラム担当です。

近年、副業として農業に関心を持つ人が増えています。
しかし、農作業を始めるには土地の確保や機材の購入が必要となり、時間的・経済的な負担が大きいことから、踏み出せない人も多いのが現状です。

そこで、本記事では、副業としてリモートで農業に関わるための具体的な手段や成功事例を紹介します。



1.なぜ農業は副業として注目されるのか?

① 農業の現状(人手不足・高齢化)
農業関連の副業は、収益性だけでなく、地域活性化や環境保全といった社会貢献の要素も持っています。
たとえば、地域の農産物の販促支援やマーケティング活動を行うことで、農家の売上アップに貢献しながら、自分自身も収益を得ることができます。

また、農家の課題に寄り添い、ECサイトやSNSを活用した販路拡大をサポートすることで、副業としての成功確率も高まります。
地方創生の一環として、地元の農産物を広める活動をすることも、社会的意義がある仕事と言えます。


② 農作業以外の農業のかかわりしろ
農業には生産活動(農作業)だけでなく、販売促進、経営管理、観光業との連携などさまざまな分野が存在します。
特に、マーケティング、IT、デザイン、ライティングなどのスキルを活かすことで、農家の負担を軽減しながら、持続可能な農業経営をサポートすることが可能となります。

例えば、
・ITに詳しいなら、農業のオンライン販売システムの構築。
・デザインのスキルがあるなら、農産物のブランドロゴやパッケージのデザイン。
・マーケティングの知識があるなら、SNSやECサイトでの販促戦略の立案。

といった形で、さまざまな専門スキルを活かせるのです。


2.実際に成功した事例紹介

■事例1:商品企画からブランディングまで手掛けた農業デザイナー
【活かしたスキル】商品企画、グラフィックデザイン、ブランディング

デザイナーの江藤梢さんは、茶農家との出会いをきっかけに、農作物の商品ロゴやパッケージデザインを手掛ける「農業デザイナー」として活動しています。

彼女はデザインだけでなく、農家と共にコンセプトから企画開発を行い、高く評価される商品を多数生み出しています。この取り組みにより、農産物の付加価値を高め、販路拡大に寄与しています。

(参照:マイナビ農業「商品企画からブランディングも「農業デザイナー」の仕事とは」


■事例2:SNSを活用した農産物のブランディング
【活かしたスキル】SNS運用、写真撮影、ライティング

ある農業女子の方は、毎日の農作業の様子や収穫した野菜の美しさをSNSで発信することで、多くのフォロワーを獲得しました。これにより、農産物の認知度が向上し、直接販売の機会が増加しました。

(参照:チバニアン兼業農学校「農業女子が切り開く新しい農業の形」


■事例3:経理・財務支援による農家の経営改善
【活かしたスキル】経理、財務管理、会計知識

ある公認会計士の方は、副業として地域の農家の経理業務をサポートしました。
農家は日々の農作業に追われ、帳簿管理や資金繰りに課題を抱えていることが多く、適切な経理処理が行われていないケースも見られます。

この方は、農家の収支管理やコスト分析を行い、経営状況を「見える化」することで、無駄な支出の削減や適切な投資判断を支援しました。その結果、農家の利益率が向上し、経営の安定化に寄与しました。

(参照: 農林水産省「農業の『働き方改革』優良事例集」)


■事例4:ITを活用した業務効率化支援
【活かしたスキル】ITスキル、業務プロセス改善、システム導入
ITエンジニアとして働く方が、副業で農家の業務効率化を支援した事例があります。
具体的には、農作業のスケジュール管理や在庫管理をデジタル化するシステムを導入し、手作業で行っていた記録業務を効率化しました。

これにより、農家は作業時間の短縮やデータの一元管理が可能となり、生産性の向上と労働時間の削減を実現しました。

(参照: 農林水産省「農業の『働き方改革』優良事例集」)


これらの事例から、事務系の専門スキルを活かして農業分野で副業として成功する多様な可能性が見えてきます。
農家のニーズを理解し、適切な支援を提供することで、双方にとって有益な関係を築くことができます。


3.農業副業を始めるためのステップ

(1)自分のスキルを棚卸しする
自分の得意なスキルや興味のある分野を明確にすることが重要です。
例えば、デザイン、IT、マーケティング、ライティングなど、農業に活かせるスキルは多岐にわたります。
どの分野で貢献できるのかを洗い出し、副業としてどのように取り組むかを計画しましょう。


(2)農家のニーズをリサーチする
自分のスキルを活かせる分野が分かったら、次は農家がどのような課題を抱えているのかリサーチすることが重要です。地域の農家や農業団体とつながり、彼らのニーズを聞き出しましょう。
例えば、販路拡大に苦労している農家であれば、ECサイトの立ち上げやSNS運用をサポートできます。


(3)副業として小さく始める
いきなり大規模なプロジェクトを始めるのではなく、まずは小さく始めるのがポイントです。
例えば、1人の農家のSNS運用を引き受ける、オンラインショップの商品ページを改善するといった小さな案件からスタートしましょう。少しずつ実績を積みながら、徐々に規模を拡大するのが理想的です。


(4)実績を作り、広げていく
成功事例を作ることで、他の農家からも依頼が来るようになります。
口コミや紹介を活用しながら、活動の幅を広げていきましょう。
また、自分の活動をブログやSNSで発信することで、さらなる仕事の機会を得ることができます。

4.失敗しないための注意点とポイント

① 農家との信頼関係を築くことが重要
農業の副業を成功させるためには、農家との信頼関係が不可欠です。
農家は、長年の経験から築き上げた経営スタイルを持っています。
そのため、相手の話をよく聞き、ニーズを理解しながら適切な提案をすることが大切です。


② 農業の基本知識を理解する
農業に関わる以上、農業の基礎知識を持つことが重要です。
例えば、作物ごとの生育サイクル、流通の仕組み、農家が直面している課題などを学ぶことで、より実践的なサポートが可能になります。
書籍やオンライン講座などを活用して学びましょう。


③ 本業との両立を考える
副業として農業に関わる場合、本業とのバランスを考えることが重要です。
特に、時間管理が課題になることが多いため、スケジュールを事前に立て、無理のない範囲で活動しましょう。


④ 収益化の見通しを立てる
副業として取り組む場合、どの程度の収益が見込めるのかを事前に計画しておくことが大切です。
単価設定や継続性を考慮し、安定した収益モデルを確立することで、長期的に副業を続けることができます。

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まとめ

本記事では、農作業なしで、農業を副業で関わる方法と成功事例について詳しく解説しました。

農作業を行わずとも、販売支援、マーケティング、IT支援、観光イベント企画など多様な方法で農業に関わることができます。

副業として取り組むことで、農家を支援しながら自らのスキルを活かし、収益を得ることが可能です。 成功事例を参考にしながら、自分に合った方法で農業副業にチャレンジしてみましょう!


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