コントが始まる

放送時には最初の方を見逃していた、コントが始まるを、少し前にTVerで全部観た。

リアタイの時も思ったけれど、淡々としているけれど面白い。
費やした10年の月日は、多分無駄じゃないと思える様な、必死で、可笑しくて、少し切ない。
クスリと笑えるような場面に油断していると、急にじわりと泣かされる。
多分、私はこういうドラマが好きなんだ。繰り返し何度でも観られるドラマ。
センセーショナルな事は起きないし、人々は日々起きて食べて働いて、そして寝る。その繰り返しの中、少しずつ変化していく。成功してもしなくても、成長する。
他人から見たら特に何もないかもしれない日々の積み重ね。

積み重ねることが苦手だから、余計に好きなのかもしれない。と、ちょっと切なく思う。
(まあ、勝手に積み重なってはいるんですが。いいことばかりじゃない。)