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育休中の私の主婦レベル

「大ピンチずかん」(鈴木のりたけ、小学館)という絵本が、小学生に大人気だ。

うちもクリスマスプレゼントでもらって家で読んだが、それ以来うちでは大ピンチが来るとみんなで喜んでいる。

この絵本は日常で起こるピンチな出来事を、100まででレベル付けをしている。

出来事がかなり具体的なことと、あるよねー!という内容が多いので、うちでも読み聞かせをしながら笑った。

うちであった大ピンチは
・お風呂の栓をしないでお風呂を沸かした
・ビーズを床に撒き散らした
・買い物に入ろうとした店の前で子どもがおもらし
・車が突然故障
・渋滞中に子どもが突然「トイレ!!」
・お風呂で子どもがおもらし

※我が家はお風呂とトイレと車はピンチになりやすいようだ。

この本を読んで良かったのは、大ピンチのときにちょっと冷静になって、ちょっと面白がれるようになったことだ。(あくまでちょっとだけだが。)

感情を数値で表すのはアンガーマネージメントの本を読んだときにやったが、客観的に物事を見られるような気がする。

そして、タイトルの話に戻るが、先日夫と口論をした。我が家では割とあるあるだ。

そのとき夫からこんなことを言われた。
「家にいるのにこんなこともしないなんて、成長してないように思う。」

かなり断片的だからこれで夫を判断しないでもらいたいが、私から見て自分に厳しく、身内にも厳しい人である。

そして我が家の家事レベルは夫の方が高い。

私は結婚したときには、ほぼ家事が素人だったため、我が家は夫がいたから成り立ったようなものだ。

その言葉を言われたときに、「成長してないってどうやって判断するんだ?」と思った。

それで私は「大ピンチずかん」を思い出した。

数値で考えれば、それがわかるかも?

夫が家事レベルが高いと言った(私の見立てでは90くらい。)が、夫は決して主夫レベルが高いわけではない。

というのも、1人で1日子ども3人を見ながら家事をしたことはないからだ。

本人はそれはできない、と言っている。

できないことを私はやってるんだぞ、と思ってみたが、ぐっと飲み込んでおく。

私の主婦レベルは子どもを産む度、そして、仕事に復帰する度に上がっている、と思いたい。

というのも、結婚した当初が主婦レベル10だとしたら、夫婦2人の生活でレベルは20くらいに上がり、子どもが産まれ、また子どもが産まれるごとにこなせる家事、育児の内容は格段に増えた。

1人産むごとに復帰するごとに10ずつくらいあがってるだろう。←自己肯定感高すぎなのだろうか?

今のレベルがいくつかと言われると、高く見積もって65くらいな気はするが、あくまで私の主観である。

多分夫から見ると全く違うから、口論になるのだろう。

ただ、レベルが下がったとすると家事は手抜きになった部分がある。子どもと楽しく過ごすためにしなくて良いことは捨てたからだ。

今の私の主婦レベルはいくつくらいだと思う?と穏やかに話せるときに聞いてみようかと思う。



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