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学年末には賞状を!
学校の通知表を長女が初めてもらってきたとき、成長したことが正直わからず戸惑ったものだ。
私も職場では通知表を書く側だが、とてもあの中だけでは伝えきれない子どもたちの成長が全ての子にある。
通知表を渡すときには、一人一人個別の時間をとりながら言葉をかけて渡すようにはしている。一人一人伝わると良いなと思いながら渡す。
ただ通知表は、当然だが学校生活での子どもの姿を見て書いたに過ぎない。
それ以外の場所でも、1年間で子どもはたくさん成長していることは、子育てしながら感じていることである。
親の立場としては、学校でどんな成長をしているのかを知りたくて通知表を見ると思うが、それが全てだとは絶対に思ってほしくない。
私は長女の通知表を見て、これだけでは成長が表しきれないと思ったから、自分で賞状を作って渡すことにした。
賞状と言っても100円ショップに売っている可愛らしいものだ。
特に頑張っていたことを表面に書き、裏面の白紙の部分に1年間でできるようになったことを具体的にたくさん書く。
今回書いたのはこんな感じだ。
・朝の支度が自分で素早くできるようになった。
・新しく始めた習い事に自分で通えるようになった。
・ビート板を使ってプールで泳げるようになった。
・時間を決めて宿題に取り組めるようになった。
・すぐに怒ったり泣いたりしなくなった。
・妹と2人でおつかいに行くことができた。
・学習発表会ではたくさんの人の前で発表できた。
発達がゆっくりな長女だけど、1年間の成長というのは本当に大きい。
普通学級にいるときはできないことばかりに目が向いてしまったものだが、できるをたくさん感じられた1年だった。
どの子にもその子なりの成長が絶対にある。
そんな成長をまた現場でたくさん見守れたら嬉しいなと思う。
復職まであと1週間となったが、育休中たくさんの記事をたくさんの人に読んでいただき、本当に嬉しかった。
今後は特別支援学級の教員としての視点で、また記事が書けたら良いなと思う。