農協内部監査士資格の勉強法について
今回は、ざっくり勉強法について解説します。
農協内部監査士は、4つの科目からなり、一気に全部合格するのは大変です。
科目合格というのが、3年間有効なのでそれを利用して3年計画で合格していきましょう。
またこの試験は年に2回実施されるため、合計6回チャンスがあるわけですね。
僕の場合は、3回で取りました。
1回目は、全く勉強せず挑戦して、4科目すべて40点未満で落ちました。
2回目は、的を「内部監査」と「経営管理」に絞り2019年度に科目合格しました。どちらも80点以上です。
3回目は、残りの「会計」と「関係法規」を2020年度に受け、どちらも80点以上で合格しました。
テキストは、農協で3万円分、買いましたが殆ど使っていません。不要と言いたいですが、中央会主催の講習会なんかでは使うので購入するか、誰かに貰うのが無難ですね。
ちなみに、講習会は、「内部監査」と「経営管理」のみ参加しました。
さてさて、3万円分のテキストは殆ど使わないのですが、中央会のHPに掲載される過去問と解説集、無料のテキストは物凄く使えます。
大切なことは、無料のテキストから教わりました。
会計は、書いていない部分もあったので補足として別のnoteを作りましたが、殆どこれを見ながら過去問を解いていけば合格できます。
ただ、関係法規の民法については、別の本を購入して読みました。
紹介すると「民法がわかった 改定第5版」です。
まずこれを読んで、民法ってどういうものかのざっくりした全体像を掴みます。
細かいところは、あとで読み返せばいいので、兎に角、何となく読めばいいんです。
ここで注意が必要なのは、民法は7部構成なのですが、農協内部監査士の関係法規では、5部まで読んどけばOKです。6と7は出ません。(僕は間抜けなので全部読んでからその事実を知りました)
あと関係法規は、改正されたりするので、あんまり古い過去問だと改正前の答えが載っていたりします。
最後に、僕が勉強を開始するタイミングですが、大体2-3ヶ月前かなぁと思います。
民法については、事前に読んでおこうと思って1年前くらいからお風呂タイムに読んでました。まぁ、長くは続かずに、気づいた時に読む程度です。
まぁ、僕は監査の仕事をしているわけでもないし、農協内部監査士って、今のところ、何の役にも立たない資格です。そもそもは、農協内部管理責任者を取得しようと思って、申し込んだら間違えて農協内部監査士試験だったという話です。
だから、農協職員なら気軽に挑戦してもらえればと思います。
応援しています。