宅建業法~宅地建物取引士~宅建受かったらどうなるの?
こんにちは黒羽です。
これは、宅建試験リベンジnoteです。
宅地建物取引士試験…これ、合格したら宅建士になれると思います?
世の中、そう簡単ではありませんよ。
宅建士になる方法を、順に解説します。
まず、「宅建士試験」に挑戦します。
原則として、住所地の都道府県知事が行う試験を受験してください。
受験資格は、基本的にはありません。
年齢、性別、実務経験何にも要りませんが、過去に不正受験をした者は、3年以内の期間を定めて受験不可となります。
「宅建士試験に合格」したら、「宅建士資格登録」をする必要があります。
こちら、2年以上の実務経験 or 国土交通大臣の登録を受けた講習(登録実務講習)を受ける必要があります。
そこで「宅建士資格登録」が完了します。
その期限はなく、一生有効となります。
でも、それだけでは、宅建士証は交付されません。
宅建士として名乗ることも業務に携わることもできません。
ただ、宅建士資格登録をしているだけの人です。
宅建士証の交付を受けるためには、「都道府県知事が指定する講習(法定講習)」を受講する必要があります。
ただし、交付の申請前6ヵ月以内に行われるものに限ります。
といいつつ、例外が2つあります。
①試験合格の日から1年以内に宅建士証の交付を受ける者
②登録の移転の申請と共に宅建士証の交付を受けようとする者
①は、有難いですね。フレッシュマンには優しいですね。
一杯勉強して試験合格したんだから、少し甘くしてあげます。
次はありませんよ?サービスですからねぇ、って感じですね。
②の説明は最後にします。
さて、「法定講習」を受講したら、いよいよ「宅建士証交付」となります。
宅建士証は、有効期限が5年。
更新の際には、都道府県知事が指定する講習(法定講習)を受講する必要があります。(交付の申請前6ヵ月以内にお紺われるもの)
宅建士免許って、5年更新で、更新6ヵ月以内に法定講習を受けなきゃいけないんですね。大変ですよね。
さて、先ほど飛ばした「法定講習を免許交付申請前6ヵ月以内に受けなければならない」の例外の2つ目。
②登録の移転の申請と共に宅建士証の交付を受けようとする者
についてですが、「登録の移転」覚えてますか?
まだ細かい説明は書いていませんが、業者の免許換えとの対比で載せてあります。
「登録の移転」は、宅建士が登録している都道府県を変える手続きのことです。
別に、「登録の移転」をしなくても、日本全国どこでも宅建士として働くことは出来るのですが、5年に1回の更新(法定講習)は、登録地の都道府県でやならければならない決まりがあります。
北海道の宅建士の登録地が東京だったら、法定講習は東京で受けなければいけないんです。そういう時に「登録の移転」を行い、登録地を北海道にするのです。
このとき、元の宅建士証と引き換えに、新しい宅建士証が発行されます。
ただし、有効期限は、元の宅建士証のものが引き継がれるため、前述した『宅建士証の交付を受けるためには、「都道府県知事が指定する講習(法定講習)」を受講する必要があ』るということにはならないのです。
元の宅建士証の更新のタイミングで、法定講習を受ければOKとなります。
「登録の移転」については、まだまだ書くことがあるので、この流れで次のnoteを書こうと思います。
では
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