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イグコレクトはやっぱりむずかしい

ダメージ処理がシンプルになるみたいですね。コラムの説明もシンプルだとなお良いなと思いました。

他にもルール変更があるみたいなので、イグコレクト周りのルールも整備されるのかなと思ったりしています。やりたいことはシンプルなのですが、現在の総合ルールで無理矢理説明しようとしているせいで変に複雑な説明になっているのが現状です。

ということで、今回は1番おかしな点を見ていきたいと思います。

問題の裁定はこちらです。

おかしな点は画像の2枚目で、14-10e-2が根拠として挙げられています。14-10eは冒頭に「カードが領域から別な領域に移動することを誘発条件とする自動能力」と記載されているため、14-10e-2もそういった自動能力の説明ということになります。

では、イグコレクトはこの項目に当てはまるのでしょうか?イグコレクトは総合ルールでは以下のように説明されています。

16-30a. イグコレクトは、この能力を持っているユニットが攻撃で敵ユニットを破壊した時、そのユニットをソウ ルに入れる自動能力です。

「破壊した時」とありますね。では破壊は領域移動を含むのでしょうか?もし含まないのであれば、イグコレクトの根拠として14-10e-2を挙げるのはおかしいということになりそうですね。

そこで参考になりそうなのが、破壊に関してのルール変更時のコラムの記述です。

破壊されたカードを【ソウルガード】等で場に留まらせた場合でも、そのカードが「破壊された」事実は変わりません。そのユニットは「破壊されたが墓地に行かなかった」扱いとなります。そのため、そのカードが「破壊された」ことを条件とする自動能力は誘発します。

総合ルール更新に伴ったルールの追加・変更について

「破壊されたが墓地に行かなかった」という記載があります。このことから、破壊自体には領域移動は含まれていないということが言えそうですね。そもそもイグコレクトはソウルガードで場に留まったユニットをソウルに入れられますので、領域移動を条件としないことは直感的に分かるのではないかなと思います。

ということで、イグコレクトの根拠として14-10e-2を挙げるのはおかしいということが分かりました。これは現状のルールで無理矢理説明しようとしているからおかしなことになっているので、近日中に総合ルールが更新されてシンプルな説明になると期待しています。楽しみですね。


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