マッチングアプリがついに

婚姻のきっかけ第一位となってたようで、なんと22%を超えているというのね。
コロナ禍の影響も少なからずあったのかもしれないけど2022年から一位の座を守っていると。

昔からの持論でボーイミーツガールにまつわる商売は安泰であるというのがあるのだけれど…今日の状況は予想できてなかったなと。

ただし、結婚の絶対数が減ってしまっているのも事実で(日本は特に)、
少子化は止まりゃしないわな。

政治が悪いのだ。
子育てしたくなる環境が…
云々言いますけど、そもそも男女が出会わないし家族やコミュニティからのプレッシャーも今は無くなりました。

「そろそろ身を固めたらどうだ?」などと簡単に問いかけたりしようものなら一撃でセクハラ、モラハラの世界だもの。

マッチングアプリが婚姻におけるシェアを伸ばした理由に、
①デジタルマッチングへの心理的抵抗が無くなった。
②リアルの出会いの場や人からの紹介が無くなった。
③事前にある程度ふるいにかける事が出来るので、自分の条件外の相手と会わなくて済む。

etc.etc…

まぁ利点は沢山ありそうだ。

でも同時にだよ…

アプリは常に最適解を案内してくれる。あなたの最適解はあの人にもその人にも最適解であり、
最適解と思えた相手にとって自分も最適解でなければならないという、
この厳しさ。

偶然性や伸び代がどんどん無視されていくわけよね。

そりゃ年収240万は一生結婚諦めなくちゃいけなくなるし、何か今時のシュッとしてない条件を持った人は一気に戦線離脱となるよね。

そもそも自分と相容れない価値観と接する事で人は変わったり成長するわけだし、今の最適解が10年後も同じかなんてわからないでしょ。

マッチングアプリはそれはそれで結構だと思うけどそういう合成の誤謬のような事態を招くって事だよね。

要は一人一人の最高は人類全体の最高とは限らないってことね。

殿が召使いに恋をするみたいなヤツなくなると寂しいじゃん…なんか。

あぁなるほどねー。みたいなカップル、夫婦ばかりの世の中にしてしまうと全体の未来は明るくないってことよ。

マッチングアプリももっと進むとそういう揺らぎを考慮したものが出てくるかもしれない。

そうならなければ仕組みをハックして自分を理想の独身に見せかけるスキルと、それを見破るっていう追っかけっこが激化するだけだもんさ。

あ、最後になりましたが、
ウチのファミリービジネスは結婚相談所です。
データマッチングはだいぶデジタル化進んでますけど適度に揺らぎを与える仲人が背中を押してくれるシステムとなっています。

興味ある方は是非。

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