法律婚と事実婚
僕は事実婚です。
何故かと説明を始めると途轍もなく長いお話しになりそうなので、今回は端折ることにしますけど…
簡単にいうと今の奥さんと籍を入れることができません。
残念なことです。
なぜ出来ないかというと…
僕の立場が「有責配偶者」のままで、
前妻がどうしても離婚してくれないのです。
こう言うと、本気で取り組んでないからではないか。
と言われたり、思われたりするのですが、話はそう簡単ではないのです。
すでに法律上の妻とは13年間で一度電話で話したきり,会ったこともありません。
しかし離婚の手続きは同意してもらえず今に至っています。
まあ思いの外、事実婚でもあまり不自由なく暮らしているし、それなりに幸せです。
パートナーの仕事上の名前も子供の学校での名前も僕の苗字で通してますし、何か大きな契約ごとなどあれば別かもしれませんがあからさまに何か問題があるかと言うとなかったりするのですよ。
ただまあ、パートナーには色々心労かけるなぁとちょっと申し訳ない気持ちがあることは事実だし、機会やタイミングがあれば再度チャレンジしてみようとは思っています。
たぶん、今の時代にパートナーと共に生きていくにあたり、形式上の有り様というのはさまざまでむしろ制度側が追いついていないということなのではないでしょうか。
先日のLGBT法案のように何かトンチンカンな方向に進んでいて、
そりゃそういう特殊な事情がある人たちが制度を決める側にほぼいないのだからそうなるのでしょうね。
という。
僕自身が経済的に2度ほど破綻していたり、不倫裁判に敗訴していたり、何か大きく社会通念から外れたこと、いわばドロップアウトを一度でもすると社会復帰が極めて難しいのが日本だったりします。
命までは取られないけど中々の強目の粘着力のレッテルを貼られるわけです。
今ではそんなことないんでしょうけど、非嫡出子であることが微妙に就職に影響したりしてましたから。
そりゃマイノリティをカミングアウトしたり、部落出身をカミングアウトしたりすると色々あるに決まってますよね。
悲しいことです。
そういうことに対して寛容であり、カインドネスであることが本当のダイバーシティということだと思います。
そんな世の中が早く来るといいなと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?