教室運営で思うこと(9)やっとSNSに取り組むが・・・
やっとSNSに取り組み始めました。
いろいろ覚えることがいっぱいです。
前回記事に書いた「窮すれば通ず」をきたいしてのことです。
※この記事では教室運営について思うところを書いています。
IT技術研修の講師なのに・・・
元ITの技術研修を担当していた講師です。
情報セキュリティの講義も担当していたことから、SNSで情報を発信することに腰が引けていました。
周囲がfacebookや、Twitter(現在のX)などやっていましたから、カッコがつかないのでアカウントを登録してショボい情報をアップするか、登録したまま放置している状態でした。
個人情報の管理は規模に関係ない
お客様の個人情報の管理は規模の大小に関わらず徹底して行わなければなりません。
MUSTです。
個人情報が漏洩するって、不発弾や時限爆弾をつくったようなものです。
漏洩事件が発覚してすぐに被害にあうこともありますが、多くの方の場合はすぐに被害にあうことはなく、それで安心してしまいます。
しかし、一度漏洩した情報を消すことはできません。
いつ被害を被るかわからない不発弾、あるいは時限爆弾を抱えることになります。
特に子供たちの情報漏洩は深刻だと考えています。
「子供のころに生年月日、住所の情報が洩れて、
大人になって一人暮らしする際に
銀行口座もクレジットカードも作れず、
調べてみると
成りすましがブラックリストに載るような滅茶苦茶をやって、
知らないうちに〇〇万円の借金を作っていた。」
なんてことも起こりえるのです。
SNSを使うのは正直腰が引ける
私の教室からのご連絡は、電子メール、または個別にメッセージを送る手段をとっています。
国民的な緑色のアプリがあるのを知っていますが、私の知っている限りでも3度の重大な情報漏洩事故を起こしています。
断片的な情報でも「チリ積も」で、全体像をかなり再現することができます。
コンピュータの記憶容量は人間をはるかに凌ぎます。
そして膨大なデータをAIで処理することも可能になってきました。
被害にあわないためには
「悪用する価値のない人間になる。」 「悪用されないよう天にいのる。」
私は二者択一だと考えています。
そのため知りえる危険を排除するため、見向きもされなくなったオールドスタイルで保護者様にご連絡をさせていただいているという次第です。
保護者様にすれば「なんで〇INEを使わないんだろう」と思われていることでしょう。
SNSを使わないと生き残れない
しかし、SNSはビジネスプラットフォームとしてすでに無視することはできなくなっています。
「廃業のリスクをとるか」 「情報漏洩のリスクをとるか」
極端にきこえるかもしれませんが、私はこれも二者択一だと考えています。
大企業であれば資金に余裕があります。
リスクコントロールに資金を充て、様々な対策をして、情報漏洩リスクの低減をはかることができます。
(先の国民的緑色のアプリは大企業で資金の余裕もあったはずですが・・・、それでも難しいってことなんでしょうね。)
中小零細は情報漏洩のリスクコントロールのために出す余裕はありません。
活路を見出すためにSNSを使いたいところですが、使いどころを慎重に見極めなければなりません。
残りの人生を考えて腹を括る
とりあえず、私個人の情報や思いなどを伝えるメディアとして使うことにしました。
60代なので、残りの人生を考えても、情報漏洩のリスクを極小化できるだろうと判断しました。
私を通して間接的に教室の存在を知ってもらう戦略です。
私がインフルエンサーにならなければなりません。
「どうやって?」
ITの技術は知っているのに、それを使うビジネス脳は鍛えられていません。やっとSNSに取り組むことにしましたが、SNSの勉強というよりはマーケティングの勉強をしている感じです。
余談:どんだけ重要人物なん?
「〇INE使わないって、どんだけ重要人物なん?」
「あんたの個人情報、悪用できるん?そんな価値あるん?」
心の中でツッコミまくりです。
そして反撃
「そういう人に成りたかったんだよ!」
「・・・」
「なれなかったけど・・・」
空砲がむなしく響きます。