教室運営で思うこと(8)プログラミング教室ってオワコン!?
今回は経営者としてのポンコツぶりを書いてみようと思います。
ほとんど愚痴を書き連ねるだけになると思います。
一度吐き出して自分を少し楽にしたいだけですので、読まずにスルーしていただければ幸いです。
※この記事では教室運営について思うところを書いています。
生徒が集まらない
毎年毎年、退会者≦入会者≦卒業者です。
中途で退会する子は0ではありませんが、年に1名あるかないかです。
ありがたいことにほとんどの子は卒業まで通っていただいています。
保護者の皆様、不便な私たちの教室までお子様を送り迎えしていただいてありがとうございます。
営業努力が足りず、年々入会者が減っていて、教室を維持するのがギリギリの状態です。
それでも8年目を迎えているのですから、一定の需要はあるのだろうと思います。
いつでも撤退できるはずが・・・
もともと首都圏と地方の情報格差(デジタル・ディバイド)の現実を目の当たりにして、
「一人でも学びたい子がいるなら教えよう」
という使命感だけで始めた教室です。
青臭い世間知らずの青年のようです。
とはいえ、いい大人でしたので、民間の貸事務所・貸店舗を借りずに公共の施設の部屋を借りて、
「いつでも撤退できるように。」
と大人の知恵で保険を掛けたつもりでした。
この考えも甘々です。
卒業するまでやめられない!
ところが教室に通ってくれる子がいると、
「子供たちが卒業するまでは教室を存続させなければいけない!」
という責任感を自覚することになります。
1回90分の授業を月2回で、お月謝は1万円。
決して安くはない金額です。
しかし、経営の実情を包み隠さずお話すると
私の教室の場合、1教室10名でロイヤリティ、施設費、備品、交通費などの経費を引くと残りません。アルバイトの先生を雇うこともできず、自分の給料もでません。10名を下回ればマイナスです。
逆に教室を維持するためにせっせとミツグ君です。
経営者としての私がポンコツなせいで、子供たちの学びを止めるわけにはいきません。
貧すれば鈍する 鈍すれば窮す 窮すれば~
よく例えられる「出口の見えないトンネル」を絶賛迷走中!ってところです。
「貧すれば鈍する 鈍すれば窮す」
貧乏すれば精神の働きが愚鈍になり、精神の働きが鈍くなれば、いわゆる「詰み」になるってことです。
30代のころ、中国の古典を読み漁った時期がありました。
時折ふっと言葉が思い出されます。
乱読していただけなので、どの古典にあった言葉か思い出せません。
インターネットで調べてみると「易経」でした。
そして続きがあることに気づきます
「貧すれば鈍する 鈍すれば窮す 窮すれば通ず」
身動きが取れないほど事態が行き詰まると、かえって思いがけない活路が開けてくるという教えです。
こうやって、noteに記事として投稿しはじめたのも、「窮すれば通ず」の段階に移ったのでしょうか?
ここから活路が開けるのか?
そう信じたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?