目が覚めると地獄だった〜その1〜
「はーい、終わりましたよー」
の声が聞こえたのが、麻酔から覚めたときの最初の記憶です。
強制終了 → 一瞬で再起動。
そんな感覚です(笑)
ガチャガチャと音が聞こえ、
視界はほぼ見えてないくらいのぼんやり。
気持ち悪さなどはなく、ぼーっとしてました。
麻酔が切れる前に手術台からベッドに移ってたのか、しばらくすると
「このまま病棟に行きますね〜」
と声がかかり、ガラガラ音を立てながらベッドごと移動。
この時にようやく視界が戻ってきました。
廊下の天井やエレベーターの天井が見えてたのを覚えてます。
(そして揺れが少し気持ち悪かったですw)
病棟に着いたあと、何したかしら?(笑)
まだまだボーッとしてたんですが、「…あれ?動けない」と思ったのを覚えてます。
手術前はピンピンしてたのに、微動だにできない😂
少しずつ五感が戻ってきて、動けないこと、右胸というより右胸右肩一帯が痛むこと、左手に点滴と心電図測る器具がついてることがわかりました。
その後様子を確認しにきた看護士さんにお願いして、移動した荷物の中から携帯を探してもらいました。
LINEを見ると旦那が手術終了報告を両実家にしてくれてて、そこでリンパ節への転移があったことを知りました🥲
でもこの時はそんなことどうでもよくて。
「動けない」
「思ってたよりだいぶ痛いw」
「しかも携帯の電波弱い!」
の三重苦😂
動けないのに電波なかったら、私はどうやって気を紛らしたらええねん(笑)
痛い痛いと思いながら家族にLINEし、
看護士さんの「痛み止め要りますか?」に「はい!」と返事をして点滴の痛み止めを投入。
看護士さんにお茶を出してもらったり、
ベッドの左側に椅子を置いてもらって携帯に電波入るようにしたり(したけどほぼ入らず😂)、
一時間に一回くらいの頻度で、左腕の力と腹筋で上半身を起こして左腕をブンブンして携帯に電波を入れ(やり方が昭和😂)、
あとは
「痛いなぁ」
「何も出来ないなぁ」
と横になってました😂
痛み止めが効いて少しだけ緩和した夕方に担当医が来て、麻酔の後遺症(気持ち悪さや手足の麻痺)がないか確認して、手術は無事終わったことと、脇のリンパ節にもガンがあったけどそれは後々の放射線治療で問題ないことを聞きました。
手術が終われば「全部ハッピー」になるかと思ってましたが、実際は地獄(笑)
この地獄は翌朝まで続きます😂
続きは次回!