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やっぱり子どもが可愛い

ことの発端は散髪だった。長男は髪の毛を切られるのが大嫌いで何日も逃げ回っていたのだけど、諦めて大人しく私に身を委ねました。おかげでさっぱり夏ヘアに変身!
彼はカット中静かに座っていて、何を嫌がっていたのかわからないくらい。

そんな姿が可愛くて、ご褒美をあげたくなったんです。(髪の毛を切ったあとはいつもご褒美あげている)
今回はごみ収集車がいいという事で、さっそくおもちゃ売り場へ。息子は隣にあった「黄色いブルドーザー」とどちらにしようか悩みながら、当初の目的だったごみ収集車を選びました。

問題はここから。車が好きすぎる息子は、ごみ収集車を手に入れてとても嬉しいけど、隣にあった黄色いブルドーザーも忘れられないみたい。
一日中「黄色いブルドーザーが欲しい」と言い続けました。見かねた私の父が「ブルドーザーを買ってあげる」と宣言!喜んだのも束の間で、息子はブルドーザーを「今」欲しいみたい。お店はもう閉まってるし。「もう夜だから明日にしようね〜。」って何度なだめても聞きやしません。

そこで私の母がキレた。きっと一日中言われ続けた「黄色いブルドーザーが欲しい」の言葉に我慢の限界だったのでしょう。いつも優しいばあちゃんに怒られて息子はギャン泣き。まじでキレてる実母。

そんな2人を見て息子が心配になる私。息子を囲い込んでそそくさと実家を後にしました。

どんな状況でも子どもが可愛い。私にとって大切な母親であることは変わりありませんが、大切な息子を泣かせたことに正直イラっとしてしまいました。

どんな状況でも子どもが可愛い。たとえ実母によく思われなかったとしても。
あなたがどんな状況でも私を1番大切に思ってくれたように、私も息子が1番大切なんだ。

明日、また何事もなかったように実家へ向かおう。父が買ってくれた、黄色いブルドーザーを持って。

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