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ママ美容師に響く採用ページを書くポイント|3回転職した元美容師ライターが解説

こんにちは。元美容師ライターの福永ももです。美容室を3回転職、10年間も美容師を続けたのに売れずもリタイア。
現在は売れなかった悔しさをバネに、美容サロンや美容室の文章執筆のお手伝いをしているライターです。

今日は、美容業界の酸いも甘いも経験した元美容師ライターが、「ママ美容師」に響く採用ページ執筆のポイントを3つお話します。

ママ美容師に響くページを書く3つのポイント

美容室では、新卒アシスタント、中途スタイリスト、業務委託契約などさまざまな働き方を一気に募集していることが多いのですが、それぞれにターゲットが異なります。

だからこそ、それぞれのターゲットに合わせた文章を書くことが大切なのです。

中でも、短時間で売上げを上げられる『ママ美容師さん』を採用したい企業さんは多い印象です。

ここからは「ママ美容師さんを射止める採用ページ」を書く3つのポイントをみていきましょう。

①子育てと両立できる環境だとはっきり書く

ママ美容師さんが働くことに不安を感じている理由は「子育てとの両立ができるかわからない」これにつきます。

独身時代の「バリバリ美容師をしたい」フェーズから、「子育てを優先しながら好きな仕事ができたら嬉しい」フェーズへ。
その希望にフィットする条件に出会えないからそこ、美容室を探していると想像できるのです。

「熱が出たときにスムーズに帰れるのか」
「土日の行事に休みはもらえるのか」

わたしは、上記の不安に答える内容を記載するようにしています。

すでに働いているママのスタッフさんにアンケートをとって、具体的なエピソードがあれば、ピックアップするのがおすすめです。
例えば、『子どもが熱を出したときも、「すぐに行ってあげて」と言ってもらえた』とか。
実際に起こった出来事のワンシーンを切り取って、文章中に盛り込むとリアリティが増します。

②ブランクの不安を打ち消す内容にする

美容室の求人を探しているママさんは、子育て中に1度美容師を辞めていて何年間もシャンプーもカットもカラーもしていない可能性があります。
そこで生まれるのがブランクへの不安。

わたしは、ブランクの不安を払拭するための『学び直し』ができることを書くようにしています。

例えば、

  • カリキュラムがあるので安心

  • 就業時間中に練習できる

  • 技術担当が教えてくれる⋯とか

「ブランク」って現場に戻るまで消えないし、不安でたまらないんですよね。わたしも子育てで1年間美容業を離れたときは「ハサミの開閉もできなかったらどうしよう」「シャンプーはうまくできるのか」「今の流行りについていけるのか」などの不安がありました。

「ブランクを払拭できて、すぐにサロンで活躍する未来」を想像しやすい内容にしています。

③給与の仕組みを分かりやすく書く

働き手にとって給与の部分が正直1番気になるのに、対面では聞きにくい部分です。

美容室によってママ美容師さんの給与形態はさまざま。

  • 固定時給+歩合

  • 売上によって時給

  • 時短正社員

どんな働き方でも「つまり何時間働いていくらになるの?」という疑問に対する答えを明確にしています。
給与のモデルケースや1週間のスケジュールを具体的に示すのもいいと思います。応募しようか悩んでる人が、疑問を持たずに読み進められる内容にしましょう。

まとめ:「ただ集める」ではなく「ほしい人だけを集める」ことが大切

今日は、ママ美容師に響く採用ページを書くポイントをお伝えしました。
美容師さんは、採用からデビューまでのタイムラグがあります。要は、すぐに辞められてしまうと、時間と採用コストを垂れ流す結果になるということです。

だからこそ、採用ページやリクルートサイトは力を入れるべき部分です。

言葉って不思議で、来てほしい人が好む言葉を使えば、イメージどおりの人を呼び寄せることができます。逆もしかりで、選ぶ言葉を間違うと働き手と採用側のミスマッチを招くことも。

採用ページをちゃんと書ければ、サロンにフィットする「人財」が集まる確率が上がるといえます。

ぜひ、この記事でお伝えしたポイントを参考に、ママ美容師さんを惹きつける採用ページを書いてみてはいかがでしょうか?


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