事業会社と支援会社。SaaSとSIer。プラットフォームビジネス。
こんにちは!与論の自己満ちゅ代表長島です。
事業会社と支援会社、SaaSとSIer。就活時代に結局理解しきれなかったワードです。よく聞く「プラットフォームビジネス」も合わせて、Reproを例に整理してみましたので、3回に分けてお話ししていきます。
1回目のテーマは「事業会社、支援会社」です。
事業会社と支援会社
まずそれぞれの定義ですが、事業会社の方は実用日本語表現辞典に「営利を目的として活動する会社」と明記されているため、ほぼほぼどんな会社も事業会社に当てはまります。一方で、支援会社の明確な定義はありません。
世間一般的に考えられている定義でいうと、
という表現でおおよそ間違いないかと思います。
では、上記の定義に沿ってRepro(https://company.repro.io/)をどう捉えられるか話していきます。まず自社のプロダクトがあるため事業会社とみなすことができそうです。ですが、事業内容としてはクライアントのマーケティング“支援”であるため、支援会社としてのイメージが強いです。
マーケティング職種の観点で事業会社、支援会社それぞれの側面も考えてみました。
(参照 https://note.com/unname/n/nad359e8cfb1b)
事業会社Reproとしてのマーケティングは、Sales&Marketing Division Marketing Teamというチームが担っています。担当領域は自社の事業、ミッションは自社事業を伸ばすこと、商品は自社で開発・販売するプロダクトやサービスです。
支援会社ReproとしてのマーケティングはCustomer Success Division Professional Service Teamというチームが担っています(僕の所属もここ)。担当領域は支援先の事業、ミッションは支援先の事業の伸ばすこと、商品は人(自社のマーケティング人材)です。Reproはマーケティング分析ツールの提供のみではなく、伴走支援(いわゆるコンサルティングのようなサービス)も行なっています。この伴走支援の部分が支援会社としてのマーケティングにあたります。
「ツール+BPO」はSaaSのモデルとしてよく見られるようになってきているようです。自社でプロダクトを開発しているがコンサルティングも行なっていて、事業会社か支援会社か、どう捉えたら良いかわからないという方も少なくないのではないかと思います。自分の会社、自分の業務がどの部分に位置づけられるのか、整理してみるといいかもしれません!
次回は「SaaSとSIer」というテーマでお話しします!