感じの悪い女の人に興味が湧く
感じの悪い女の人には興味が湧きますが
感じの悪い男の人には興味がありません。
其処此処にたくさんいて、ちょっと見飽きているから、というのもあるかもしれません。
無論、すべての男性がそうだ、と言っているわけではありませんが。
例えば、男の人が笑顔ゼロでぶっきらぼうに返事をしても、あるいはこちらが何かして差し上げたことに対してお礼ではなくて「ハイ」と返してきても、特に違和感ありませんもの。
そんなことは、日常茶飯事ですから。
最悪、機嫌の悪さを周囲にまき散らしている人なんかを見ると、周りの人たちが今までその人のご機嫌を取って、上げ膳据え膳で世話を焼いてきてしまったのだろうな、それがこの人にとっての「普通」なのだろうな、そのまま大人になってしまったということは、もう今から頭を垂れる稲穂を目指すことは出来ないのだろうな、かわいそう、残念、と憐みの目を向けつつ冷たくあしらうのみです。
グッバイ!
でもたまに、何故そんなに雑な返事をするのかしら、わたしのことが嫌いなのかしら、という女性に行き当たることがあります。
観察していると、わたしに、だけではなくて割と全方向的に感じが悪くて、しかもそれは今機嫌が悪いからというわけでもなく、平常時から一定の、生粋の感じ悪さを醸し出しているらしいことが分かると、俄然想像力を掻き立てられます。
出生時に割り当てられた性が女性で、特に今30代以上の人は幼い頃から、女は女らしく、愛嬌を振る舞え、笑え、とにかく笑え、と、親や周りの大人たちから嫌になるほど言われながら育ってきた、人が多いと思います。
そんな社会で「普通」に過ごしていたら、全然面白くなくてもうっかり笑うように育ってしまいがちだと思うのです。
結果、周りに気を遣い過ぎて自分の気持ちがどこにあるのか分からなくなり、意志決定迷子になっている女性を、よく目にします。
それなのに今、この女の人がこんなにも感じ悪い仕上がりになったのはどうしたことなのか。
生まれてこの方ずっとその感じを貫き通してきたのか、もしくは人生のどこかのタイミングでアホらしくなって感じの良さを隠滅させたのか。
自ら意識的に消したとしたらいつから?
貫き通しているのなら「女は愛嬌」と言われ続けた(であろう)ことへの反骨精神でやっているの?違うの?
聞いてみたい!
でも、笑え笑えと言われながら、感じの悪さを突き通してきた人です。
そんな人にうっかり踏み込んだ質問をしたら、怒られそう。
怒られるのは避けたい。全力で避けたい。
だから「わたし外ではむっさ感じ悪く過ごしてますよ」という人が自発的にnoteを書いてくれるといいなと星に願う毎日です。