PROJECT vα-liv(ヴイアライヴ)まとめと所感(2023年7月)

7月まで追ってみて自分の頭を整理するためのまとめや感想書き散らし。
ほぼ自分のための自己満足言語化文章。
全部個人の意見です。




基本的なまとめと所感


ヴイアライヴとは

アイドルマスター初のライバーアイドルプロジェクト。
正式名称はPROJECT IM@S vα-liv。アイドルマスターvα-livではない。
アイマス全体の方針、PROJECT IM@S 3.0 VISIONのプロジェクトの一つ。
3.0 VISIONは現実と非現実の融合が大きい指針。


コンセプト

・2.5次元タレント養成企画
アイドル候補生をアイドルデビューさせるのが現状の目標。
三次元でも三次元タレントのように動かせる二次元アイドルタレントを確立するために成長を支えるコンテンツという理解。
3.0 VISIONで既存のアイドルマスターのキャラクターをタレントのように扱うことを推し進めているものの、それとは別の運用ができるタレントも必要と判断したのかもしれない。
監修が必要なキャラクターと意思のあるタレントが全然違うのはなんとなくわかる気がする。

・投票
ユーザーの投票でその時優秀だったアイドル候補生を決める。
月に一回テーマに沿って投票する月間投票、3ヶ月に一回それまでの活動で判断する中間審査投票がある。
1位になった人には動画制作やコラボ配信、カバー曲の音源化などご褒美がもらえる。
投票は期間を通して競ってお互いの実力を高め合うためのものという感じ。得られるものも自己アピールやお仕事の機会なのでご褒美も含めて能力を高めるのが目的という性質が強い。
投票する側も”期間中の頑張りを評価”、”好きだから”、”ご褒美で経験を積んでもらうため”など色々な視点や意識で参加するのも面白いかもしれない。

・能力パラメーター
3ヶ月に一度行われる中間審査には投票の他に能力評価がある。
ユーザーから候補生の能力傾向を募ってパラメーター化する。
まだ一回しかやっていないのもあってどう影響があるのかわからない。
アイドルデビューしたらお仕事の割り振りの判断に使われそう。
灯里愛夏のツッコミ能力値はボケ能力値と足して割った数値でいいし上水流宇宙のボケ能力値はもうすこし上だと思う。

・最終審査
約1年の活動を通してアイドルデビューか活動終了かを決める審査。
来年2月に行われる。最終審査で基準を満たした候補生はプロのアイドルデビューを果たす。
インタビューで最終審査はユーザーの支持率と投票数と発言されているが、合格のラインや他の投票と形式は違うのか、それまでの総投票数は関係あるのかなど具体的にはわからない。
中間審査投票の結果は最終審査に影響はない。月間投票は不明。
誰か一人ではなく支持率があれば全員デビューできる。


候補生と配信について

アイドル候補生のメンバーは3人。
キャラ設定だけではなく中の人本人のパーソナルな部分も盛り込まれている印象。
現在の配信内容は3人共通して月間テーマをこなす為の対策・作戦会議やそれぞれの個性を生かしながらの雑談が主。

灯里 愛夏(ともり まなか)

灯里 愛夏 vα-liv公式サイトより引用

自信がない自分を変えたい。自分を好きになりたい!
たくさんの人と笑顔になりたくて、アイドルを目指しました!

候補生紹介 私の志望動機より引用

いわゆるところの赤ポジション。
声調は柔らかいがハキハキしていて元気な印象をあたえる。
都会の女、シティーガールに憧れている。
SNSで白米だけのおにぎりの写真を上げていたり配信でちらほらとでてくる身の上から苦労していそうなのが伺える。バイト先のまかないがおいしそう。
配信の開幕に灯里愛夏劇場という紙芝居で前回のあらすじを紹介する。結構面白い。
ツイート企画でいいねの数だけ腹筋をこなすことになり、1か月以内に3,000回超の腹筋をこなして以降も配信中に腹筋をするネタに昇華したりと思い切りがいい。

上水流 宇宙(かみずる こすも)

上水流 宇宙 vα-liv公式サイトより引用

芸歴が10年目に差し掛かり、続けるかどうか迷った末、
最初に抱いた夢を諦めたくないと思ったから。

候補生紹介 私の志望動機より引用

青ポジション。候補生の中ではインテリ担当になっている。
落ち着いた声と喋り口調でトークの聞き心地がいい。
絵が描くことが趣味でTwitterにもイラストを上げることがある。
イラストを描く配信をしたり、画像素材を自分で作ったりもする。
配信中に宇宙のアイドル冒険譚という企画があり、経験を積むとアイドルランクが上がっていく。企画中は冒険者の装備が立ち絵に追加される。
やたらとネットスラングに造詣が深い。大体2010年代ぐらいによくみられたスラングに詳しい。
なんとなく育ちがよさそう。
しいたけが嫌い。

レトラ

レトラ vα-liv公式サイトより引用

自分が救われたように誰かの隣に寄り添ったり
一緒に訴えたりできるような音楽や歌を届けたかったから

候補生紹介 私の志望動機より引用

黄色ポジション。日本とブラジルのハッピーセット(本人言)。
フルネームはサラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワ。
甘めの高音と少し舌足らずな喋りが特徴。
陽気で明るい雰囲気で候補生の中ではいわゆるアホの子担当。
歌や歌うことが好きで歌詞のメモやポエムを書き留めているノートがあるほど。バンドのボーカル経験あり。
たまにでてくるブラジル人の母の話が面白い。
Twitterで定期的にアイドルマスターに限らず様々な楽曲を紹介している。
犬を吸うのが好き。


配信の空気感や視聴者層、視聴者数などについて
配信の空気感は安定して良い。運営サイドが適切に場にそぐわない言動や荒らし行為のチャット規制をしているのかもしれない。ある程度アイマス公式にブラックリストがあるのか普段vα-liv配信でチャットをしていない悪質ユーザー(Twitterで活動しているアンチアカウント)がチャットをした際内容が荒らし行為ではなくとも規制されている場面を見たことがある。
視聴者層は全体的に視聴者数に差がない点から大半が箱推し。当然ながら元々アイマスPのユーザーが多い。
視聴者数は配信開始直後には大体200人くらい、終了時には平均約400~500人ほどが固定層として定着している。
数ヶ月経って稼働開始などの大きな話題性が薄れた中でこの人数が固定層としてついているのは特筆して優れているわけではないが悪くはないと考える。何かがあれば跳ねるのに十分な情報拡散力のある人数で、配信自体の盛り上がりもあって、盛り上がりのなさや空気感の悪さで敬遠されにくいラインにある。
他ユーザーに有料会員の権利を付与するギフトがユーザーから贈られることも多いため、チャット欄のメンバー(有料会員)の人数が目立つ。


VTuberや類似コンテンツとの違い

ヴイアライヴの基本のスタイルはVTuberを踏襲したもの。
動きを読み取る2Dアバターを画面に表示させてその時々で反応しながら配信する。
100%キャラクターを演じているだけではないのもVTuberに近い。

一般的なVTuberと違う点
ヴイアライヴはVTuberに近い様態をとってはいるものの、アイドルとしての能力を磨く姿を応援するのがメインのコンテンツでゲーム実況などのVTuberの人気コンテンツと主軸や配信の目的が違う。とはいえ多分ゲーム実況もやるとは思う。書いてる間にゲーム実況の告知がきた。
バンナムコンテンツなのでバンナムの楽曲やゲームは色々と話を通しやすそう。
配信時間、タイミングのスケジュールや配信内容が事前にある程度決まっている。時間が空いているから自己判断で配信するなどは現時点ではない。
個人の裁量に関しては事務所や企業に所属しているVTuberなら何でも自由というわけではないだろうから明確な違いになるかはわからない。

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブと違う点
ほぼ同時期に開始したラブライブ!のバーチャルアイドルコンテンツ。
YouTubeと専用のアプリで展開されている。
明確に違う点はキャストが公開されている、3Dモデルを主体に運用している、ストーリーが存在するなど。
配信は即興劇に近い。アイドルマスター的に言えばMRに近い雰囲気で、キャストがいてキャラクターを演じているという前提で成り立っていると感じる。
3Dモデルを活かした3Dライブの他にもキャスト本人が登壇するライブが行われていて、ラブライブ!の展開を踏襲したものになっている。
キャストも表に出ているため2.5次元タレントして扱うのかは不明。
VTuberではなくYouTubeやアプリに展開を広げたラブライブ!という向きが強い。
作品コンセプトに大きく違いがあると感じた。


欠点

・視聴者数
上で悪くはないとは書いたもののやはり人数は欲しい要素。
生業としての配信者を長く続けていくのなら最低でも平均1000人は欲しいと生配信を黎明期から10年以上見てきた身としては勝手に考えている。
とはいえ焦っても意味はなく、どんな配信者でも少しずつ着実に増やしていくのが常道で、ところどころ目立つ活動をしながら続けていけば達成しそうなポテンシャルはあると思う。

・3Dモデル
候補生それぞれが個人Twitterでボイストレーニングやダンスレッスン、演技の講習などを受けている旨を投稿しているのだが、3Dモデルがない状態ではダンスなど動きのある表現が満足にできない。
プロデビューするまで用意されないのか、途中で用意されるのかは不明だが、あったほうが確実にできることが増える。

・内輪になりやすい環境
現在のメイン配信は月間テーマに関連した配信や雑談配信で、このうち雑談配信は本人に対しての興味があるユーザーが主な視聴者層になる。
雑談配信は視聴者とのコミュニケーションをとる場として重要だが外向きの配信ではないためそればかりになると内輪的になる可能性がある。
本人に興味がないと見ない配信などでも固定視聴者数が数百人いるというのは評価理由の一つ。
雑談的な配信を減らすのは今の配信を楽しんでいる視聴者も多いので得策ではない。
単純に外向きの動画や配信の数を増やす方がいい。数が正義。毎日投稿は最強の手札。体は死ぬので危険。




初めてnote書いてみたらなんか書いてるうちに楽しくなってきちゃった。
ヴイアライヴは面白い。
今やってる月間テーマの歌唱レッスンおすすめです。渡辺量先生の指導も見られるよ!

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