【独学で100点】TOEFL スピーキング勉強法
はじめに
こんにちは!前回の続きです。
僕が完全独学で100点超えを達成した時の経験を基に、「TOEFLで確実にスコアを伸ばすための勉強法」を共有します。
なお、TOEFLは2023年7月26日より試験形式が変更されており、この記事では新形式に対応した対策法を紹介します。
今回はスピーキング編です!
概要と攻略法
TOEFLスピーキングの試験時間は約17分で、4つの問題で構成されています。
また、英検の二次試験のような面接形式ではなく、ヘッドホンを装着しマイクに向かって喋る、という形で試験が行われます。
4つの問題はそれぞれ質問タイプが異なるので、一つずつ説明していきます。
① Independent task
概要
一問目では、トピックの問題に対して自分の意見を答えます。15秒で準備して、45秒で話します。
質問内容は田舎と都会どちらに住みたいか、対面授業とオンライン授業どちらが有意義か、などの二者択一問題です。
攻略法
二者択一問題であるため、どちらの立場を選ぶかを素早く選ぶ必要があります。
2つの選択肢のどちらも一理あると思ったとしても、必ずどちらかを選びましょう。どっちつかずの回答は減点対象です。
殆どの設問には具体例や説明を含めなさいとの指示があるため、必ず具体的な説明ができるようにすることを頭に入れておきましょう。
スピーキングのテスト中はメモ用紙を使用することができるため、メモをうまく活用して頭の中を整理しましょう。
② Integrated task
概要
ニ問目では、45秒間で100字程度の文章を読み、それに関する1分程度の会話を聞き、それらを30秒でまとめ、60秒で話します。
トピックはキャンパスライフに関連するものがほとんどで、文章はメールや張り紙などキャンパスライフ関連の内容、会話はその文章を読んだ生徒2人が話している内容です。
攻略法
この問題では回答するまで多くのステップがあります。
最初の文章は45秒経つと消えてしまうため、大事な情報をしっかりメモしておく必要があります。
また会話を聞く部分では、それぞれの学生が、先ほどの文章の内容についてどのような意見を持っているかを把握し、こちらも書き留めておくことが重要です。
これら2つの情報を30秒でまとめ、60秒の解答時間の中で文章の内容、それについて生徒がどのような意見を持っているかを答える必要があります。
なお、解答には自分の意見を含める必要は全くありません。
③ Integrated task
概要
3問目は、45秒間で100字程度のアカデミックな内容の文章を読み、2、3分の講義を聞き、それらを30秒でまとめて60秒で要約を話す、という形式です。
形式は二問目と似ていますが、扱われる内容がアカデミックで、リスニング部分も学生の会話文ではなく、教授の講義です。
攻略法
基本的には二問目と同じです。
意識してほしいのが、この問題では核となる見解や法則などを明確に説明した後、具体的な例との関連性を説明する必要があるということです。
最初の文章では核となる見解や法則の定義が説明されています。45秒経つと消えてしまうため、大事な情報をしっかりメモしておきましょう。
リスニングパートではそれに関する具体例を教授がやや詳しく説明してくれます。こちらもメモを忘れないようにしましょう。
解答では先にメイントピックについて明確に説明し、余った時間で講義で聞き取った具体例や詳しい説明を付け加えましょう。
④Integrated task
概要
この問題では英文を読む必要はありません。聞いて、要約するだけです。
3分程度の講義を聞き、20秒でまとめ、60秒で解答します。
攻略法
三問目と同じです。講義のメイントピックを明確に説明し、その後具体例や細かい説明を付け加えます。
勉強法
TOEFLのスピーキングは、一人でマイクに向かって話すという形式なので、ただ英会話が得意なだけでは点を取ることはできません。
よって、高得点取得への近道は過去問演習を繰り返す。これしかないと思います。
特にメモの取り方や準備、解答の時間配分などは慣れがいりますし、面接官がいないため聞き返すこともできません。
TOEFLスピーキングの独特なスタイルに慣れていきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
TOEFLのスピーキング、難しいですよね、、。実際僕も一番苦戦したセクションです。
しかし、その分点数の伸びしろが大きいため、根気よく対策すれば必ず結果がついてきます!
次回はライティングの勉強法を紹介します!