英検攻略法 ライティング編
はじめに
こんにちは!本日は英検の筆記試験であるライティングの試験内容と対策法を紹介します!
前回に引き続き英検2級、準1級、1級に絞って紹介するのですが、2024年度からリニューアルが行われ問題数が1問から2問に変更されたため注意が必要です。
問題構成
英検2級、準1級、1級ライティングの問題数は2問、要約問題と英作文です。
要約問題は英語の長文を読み、それを要約するというシンプルな問題です。当然、級が上がるにつれて読む量も書く量も増加します。
英作文では、問題用紙に書かれたトピックについての自分の意見とそれを支持するための理由を書きます。
2級では80~100字程度、準1級では120~150字程度、1級では200~240字程度が求められます。
2級と準1級では理由付けのヒントとなるポイントがいくつか与えられるのですが、1級ではそれが無いため気をつけましょう。
大問1
大問1の要約問題ではとにかく要点をおさえることと、できる限り自分の文章で書くことが重要になってきます。
解答に使える字数には限りがあるため、長い文章中から重要な部分だけを抜き出す必要があります。
逆にどうでもいいポイントばかりを要約分に入れてしまうと、内容が冗長になり大切な部分が抜けてしまい、減点対象になります。とにかく簡潔に、わかりやすく書くことを意識しましょう。
これを防ぐためには、文章を早く正確に読む力を身につける必要があります。リーディングの対策と同じです。
また、与えられた文章をそのまま要約文に書き写してしまうとこちらも減点対象となってしまいます。
単語(特に類義語)や似たような意味を持つ言い回しなどを覚え、使いこなせるようにすれば、質の高い要約ができるようになるはずです。
大問2
大問2の英作文では、自分の主張をはっきりとし、説得力のある理由付けをする必要があります。
英作文には型があります。実際に僕が使っていた型はこんな感じです!
主張
理由1
理由1の具体例
理由2
理由2の具体例
(理由3)
(理由3の具体例)
再主張
困ったらとりあえずこの書き方をしてみましょう!
どっちつかずの意見は減点対象です。本心でなくても構わないので、書きやすい立場を選び、イントロの部分ではっきりと主張しましょう!
また、最も重要なのは理由の部分です。2級、準1級は問題文の下にヒントがあるのでそれを基に理由を考えましょう。
理由に説得力を持たせるためには、それをサポートするために細かい説明または具体例を入れることをお勧めします。
さいごに
いかがだったでしょうか?
ライティングは一問の点数配分がとても高いため、英検の一次試験の中でも最も重要なパートといえます。
ライティングを制すものが英検を制します!頑張ってください!
次回はリスニング編!