【独学で100点】TOEFL リスニング勉強法
はじめに
こんにちは!前回の続きです。
僕が完全独学で100点超えを達成した時の経験を基に、「TOEFLで確実にスコアを伸ばすための勉強法」を共有します。
なお、TOEFLは2023年7月26日より試験形式が変更されており、この記事では新形式に対応した対策法を紹介します。
今回はリスニング編です!
概要
TOEFLのリスニングセクションの試験時間は、約36分です。また、会話が2セット、講義が3セットで設問数は計28問となっています。
この正答率が30点満点に換算され、リスニングのスコアが算出されます。
TOEFLのリスニングでは、会話と講義の2種類が出題されます。それぞれ3分から6分程度の長さで、問題数は会話1セットにつき5問、講義1セットにつき6問となっています。
会話では、学生ともう1人(主に教授やカウンセラー)との会話を聞き取ります。
講義では、大学で行われる実際の授業と同じように、講師がアカデミックな内容について話します。
高度な語彙や難解な固有名詞などは画面上に文字で表示されるため、覚えておく必要はありません。
設問タイプ
TOEFLリスニングの設問タイプを見ていきましょう。
①選択問題
・テーマ(会話、講義の趣旨)を問う問題
・詳細情報を問う問題
・発言の意図を問う問題
・話の展開を問う問題
②並び替え問題
出来事の時系列や何らかのプロセスの各段階について、正しい順序で並び替える問題です。
③表完成問題
表の各項目に対し、リスニングの内容に関してYesかNoのどちらかで埋めていく問題です。
勉強法
TOEFLリスニングの対策は以下のステップで行います。
①英語を聞くことに慣れる
TOEFLのリスニングのスピードはかなり速いです。
それもそのはず、そもそもTOEFLは英語を母国語としない生徒が大学などで英語での授業についていけるかを測るテストです。ゆっくり喋ってくれるわけでも、音声が2回流れるわけでもありません。
そのため、まずはリスニングの基礎力をつけましょう。
実際僕がやっていたのは、YouTubeを活用した勉強法です。
おすすめは、YouTubeチャンネル "TED-Ed" です。TED-Edは無料のアニメーション動画チャンネルで、アカデミックなものを含め幅広いジャンルのコンテンツをカバーしています。
さらに、動画の再生時間は約5分と、TOEFLリスニングとほぼ同じなんです。
これが全て無料で見れると来たら、活用しない手はないですよね!
はじめは字幕を付けたり、再生速度を遅らせたりしてとにかく内容を理解することに集中。リスニングに慣れてきたら画面を見ずに音声を聞くだけで話の内容を掴めるようにしましょう。
②メモの取り方を練習する
TOEFLリスニングではメモを取ることが可能です。もちろん取らなければいけないわけではないですが、記憶力の天才でもない限り、取った方がいいです。
TOEFLリスニングでは5分程度の講義や会話を聞いてから設問に答えるわけですが、その問題が凄く細かいところを突いてくることだってあります。そういった問題は頭で概要を理解しているだけでは答えることができません。
メモを取る上では
・キーワードを中心に簡潔に書くこと
・話の展開が分かるようにすること
が大切です。
メモに集中しすぎて肝心のリスニングを怠ってしまえば元も子もありません。字が汚くても省略しまくってもいいので、とにかく簡潔に、わかりやすくを意識しましょう。
何回も練習を繰り返せば自分なりの最適解が見えてくるはずです。
③演習を繰り返す
最後に過去問を活用して多くの問題に触れましょう。
TOEFLはPCで行う試験であるため、可能であればPCを使用し本番と近い環境で勉強することをおすすめします。
さいごに
いかかだったでしょうか?
リスニングはコツさえつかめば比較的安定した得点が取れると思います。
残すところは苦手意識を持つ人が多いスピーキングとライティング!
次回はスピーキングの勉強法を紹介します!